人はなぜ手段から考えるのか

今日のタイトル、ギクッとした方もいらっしゃるかもしれません。
「私、そうかもしれない」と。

ですが、私がお仕事で関わってきた方の多くは、まさにこのタイプ。
というのも、私の仕事そのものが「副業を始める手段を教える」だったから。
(正確には「元の仕事」ですが)

もともと、集まりやすいのかもしれませんが、それでもなお思うのです。
「世の中、手段から考える人が多いな」と。

ここから先は、私がくわしいジャンルとして副業を軸に話を進めます。

目次

なぜ、副業が社会的地位を得たのか?

副業がブームになった時期は、何度もありました。
なのですが、「副業元年」と称して2018年から始まった「副業をやりましょう」を経て、今は副業が当たり前に受け入れられつつあります。
なにせ、企業が社員の副業を認めたり、推進するケースすら出てきましたから。

ところで、なぜこんなにも副業が浸透したと思いますか?

理由は様々あるでしょう。

労働者に占める非正規雇用の割合が増え、家計が立ち行かなくなったご家庭が増えたこと。
「会社に雇われない生き方が、カッコいい」というイメージが浸透したこと。

ですが、この理由で副業を始める人がどんどん増えていることを、あなたはご存知ですか?

「子どもの教育費を、稼ぎたい」

特に女性に多いですが、男性にもたくさん見受けられます。

会社のお給料だけでは、とてもじゃないけれども子どもが希望する進路に足りない。
彼ら、彼女たちは、一様に口を揃えてそう訴えます。
「だから、副業を始めたいのだ」と。

ですが私は、「考える順番が違うのではないか」と思うのです。

教育費に多くのお金が必要な理由

確かに教育費は高いです。
ふたりの子を持つ母であり、すでにふたりめも高校を卒業して専門学校に入ったので、事実として知ってはいます。

ただ、教育費が高額になる流れには、複数の要素が絡み合っている。
この事実を知っているはずなのに、忘れている方が多いように見えます。

教育費が高額になる要因
  1. 学費が高い進学先を選ぶ
  2. 学習塾に通う
  3. 地方から都会の学校に進学する

番号が大きくなるにつれて、工夫次第で費用を抑えられると考えてください。

さて、あなたのお子さんの進路について、改めて振り返ってください。
「3」を選ぼうとしていませんか?

我が家が「地方から」までを満たしているので、分かります。
「大学進学が当たり前」という前提で都会の大学を選んだら、マジで破産するよ、と。

そんな我が家の教育費については、こちらで書いています。
「こんな選択もあるんだな」の参考にどうぞ。

「教育」の中身とは?

さて、ここまで教育費に関して、特に前提を設けずに話してきました。

ここであなたに質問です。

「教育費と聞いて、どの段階の学校をイメージしましたか?」

もし真っ先に大学を思い浮かべたなら、それだけ大学進学が当たり前の価値観として私たちの中に根付いているのかもしれません。

「大学に進学するのは、当たり前なのか?」

この質問についても我が家がちょうどいい事例なので、ご紹介します。

梅野家の高等教育は、こんな感じです。

梅野家の最終学歴
  • 夫:某国立大学・工学部卒(ひとり暮らし)
  • 私:某国立大学・経済学部卒(実家から通学)
  • 娘:某公立大学・経済学部と工学部が合体したような謎の学部(笑)卒(ひとり暮らし)
  • 息子:高校卒業後、公立の農業系専門学校へ進学。現在、在学中(実家から通学)

夫も私も、そして娘も塾には通っていませんし、私と娘は同じ県立高校の出身です。
(夫は公立落ちて、滑り止めの私立高校に進学。落ちたのはしゃーない)

で、思うのですよね。
この父と母の組み合わせ、姉も大学に行ったとなると「ボクも大学に行こうね」って言いそうなものだと。

ですが、夫と私はそうしませんでした。

息子は中学に入る頃から、「将来は農業をやりたい」とハッキリ口にしていました。
そして、高校も農業高校を選んで進学し、そのまま今の専門学校に入学しています。

理由は単純明快。
夫も私も、大学に進学するのが当たり前と思っていなかったから。
「本人が希望するんだから、それでいいじゃないか」というわけです。

「なぜ、それが必要なのか?」を考えれば、解決策はいくらでも見つかる

今回は、副業を始めたい人の持つ心理のひとつとして、教育費を取り上げました。
中高生のお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、身につまされる問題ではないでしょうか?

とはいえ、「でもやっぱり、大学に進学してもらいたいし」と思うでしょう。
その気持ちは、私も痛いほどよく分かります。

というのも、私が心から「いいね!」と言えるようになったのは、息子が高校に進学した後。
つまり、農業高校に進学した息子に対して、まだ「いや、できれば大学に…」と思っていた、というわけです。

だから私も、あなたと同じなのです。

「副業したい」という人の多くは、いつの間にか副業そのものが目的になっています。

ですが、本当に考えるべきなのは、
「なぜ、お金が必要なのか」
「なぜ、大学進学が必要なのか」
という、問いの方ではないでしょうか。

手段から考えると、選択肢はひとつしか見えません。
ですが、目的から考えると、解決策は驚くほど増えるものなのです。

こちらの記事を、「副業したい」と思うママの視点から書きました。
ぜひ合わせてご覧ください。

P.S.

このように、私自身も長い間、「大学に行くのが当然」という前提で考えていました。
だからこそ、教育費の問題を考える中で気づいたことがあります。

そこで、進学費用を抑えつつ、お子さんが希望の進路を選べる方法をお伝えする企画を考えました。
我が家の「大学に進学した方の子」である、娘の事例が中心です。

参加したい方は、「果実の時間・メールマガジン」で案内を出しますので、登録してお待ちください。

「なぜ、多額の教育費が必要と思い込んでしまったのか?」

こちらに関しては、私なりの答えがあります。
企画では、そのあたりも含めてお話しする予定です。

P.S.

この記事で書いた「教育費」について、6月7日(日)10時から、Zoomでお話しします。

  • 教育費はいくら必要なのか。
  • 大学進学をどう考えるのか。
  • 親はどこまで負担するべきなのか。

興味のある方はこちらからどうぞ。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
・生き方
・考え方
・働き方
・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

名前や肩書きより、考え方そのものに興味を持っていただけたらうれしいです。

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