今日はどちらかと言えば、クルマ社会に住む方へのお話。
マイカーがなければ生活がままならない、大人なら毎日のようにクルマを運転するのが当たり前という状態が前提です。
大都市圏にしか住んだことがない方は、「そういう世界もあるんだ」とビックリしながらご覧ください。
では本題へ。
クルマを持つのが普通だという常識の中で過ごしていると、こんな疑問を持ったことはありませんか?
マイカーって新車で買うのがいいの?
それとも、中古車を選んだ方がオトクなの?
この答えは、その人の置かれている状態によって違ってきます。
クルマの「価格」は、簡単に下がらない
中古車の購入を検討したことがある方であれば、中古車が案外と安くないことを知っているでしょう。
特に昨今、中古の軽自動車の価格が高騰しています。
「これなら新車を買った方がいいのでは?」と思えるくらいに、です。
かといって、新車が安いのかと言えば、当然ですがそうではありません。
車種にもよりますが、人気の軽自動車ともなれば、ヘタな普通車よりもずっとお値段が張ります。
このように、クルマの価値は、新車、中古を問わずに一定の水準を保つ期間が非常に長いです。
たとえ中古車であっても、前のオーナーがていねいに使っていて状態がよければ、新車とさほど変わらない価格で販売されているのも決して珍しくはないのです。
「ならば、新車を買えばいいじゃないか?」
このように思う方が多く、実際に新車を選び続けている方も一定数、います。
ということは、購入費用だけでは新車か中古車のどちらを選ぶのか、の決め手には欠けると言えるでしょう。
新車と中古車、メリットとデメリットを比較する
では、ここからは新車と中古車、それぞれのメリット、デメリットを考えてみます。
話を始める前に、私のクルマ遍歴を提示しますね。
- 社会人1年生:実質中古
→妹のお下がりを、ローンの残債ごと譲り受ける - 社会人3年生:新車
→ディーラーの展示場にあったクルマを「これください」と一括で購入(笑) - 結婚した時:手放す
→夫婦で同じ会社に通勤。
半年後、私の退職によりクルマの使用者は夫へ - 専業主婦2年目:新車
→クルマがなくてどこにも行けない私を見かねて、軽自動車を一括で夫が買ってくれた - 専業主婦6年目:手放す
→夫に譲ったクルマが事故で廃車(独身時代の貯金が!)
私の軽自動車を夫が通勤に使うことに - 専業主婦8年目:中古車
→息子が幼稚園に入園。
クルマがないと不便すぎるので、展示場の前に駐車されていたクルマを「これ、ちょーだい」と即決(笑笑)、一括で購入
以来、ずっと同じ中古車を乗り続けています。
新車も中古車も、家族間で譲ってもらったクルマも乗ったことがあり、「いろいろ経験あり」となります。
私が新車を買った時の話は、こちらからご覧ください。
ちょっと「ないわぁ」と思える買い方をしているので、笑えます。


新車のメリット、デメリット
新車も何度か持ちましたが、正直言って、メリットは少ないですね。
「誰も使ったことがない、ピカピカのクルマ」ではありますが、「で、それが何か?」というのが正直な感想です。
1回目の新車は展示場に置かれていたクルマを買っているので「それは新車か?」と言われれば「公道は走ってないけど、多くのお客さんが座ったはず」なので、こちらはノーカウントかもしれません。
一方で、夫が買ってくれた2回目の軽自動車は完全な新車。
ですので、文字通りピカピカです。
とはいえ、クルマというアイテムは、道路を走ってナンボですよね。
ガレージに入れっぱなしでは、購入した意味がありませんから。
つまり、一瞬で「新しい」が消えてしまい、あとはどんどん傷んでいくだけ。
それならば、あえて新車にこだわる必要はないのでは、と思うようになりました。
2回目に新車を買った時、「これはダメだ」と感じた出来事があったのです。
その出来事とは「すぐに乗れない」
納車まで半月ほど待ったので、その間、イライラを鎮めるのが大変でした(苦笑)
今だと新車購入後、納車までかなり待たされるケースも少なくありません。
人気の車種だと数ヶ月先になることもある、と聞きます。
そんなに待たされたのでは、納車されるまでの生活に困るはず。
クルマ社会に住む者は、クルマがないと生活が即、詰むのですから。
中古車のメリット、デメリット
中古車にももちろん、メリット、デメリットは存在します。
購入費用については先ほど言及したので、ここでは割愛します。
中古車のメリットは、何と言っても「現物が確認できること」です。
新車だと展示車や試乗車はありますが、自分が所有するクルマそのものは、納車されるまで分かりません。
言葉は悪いかもしれませんが、「物を見ずに買わなければならない、いわば博打」と言えるかもしれません。
明らかな不具合がある場合は、もちろん無償で修理してもらえるでしょう。
とはいえ、誤差の範囲内とされる可能性も否定できません。
その点、中古車は現物をしっかり確認できますし、試乗することもできます。
ある意味で「安心」なのは中古車、とも言えるのです。
ただし、中古車には大きなデメリットも存在します。
それは「どんな遍歴を辿っているか、非常に見えにくい」こと。
整備手帳に修理歴は記載されていますが、前のオーナーが自分でタッチアップしたといった軽微な修理は当然書かれていません。
また、本来はあってはならないことですが、修理したのに「なかったこと」にされていても見抜くことは難しいです。
このリスクを受け入れられるのであれば、中古車は有力な選択肢になる。
今の私はこう考えています。
幸いなことに、夫はクルママニアなので、その点はある程度、安心できます。
それこそ、ちょっと擦った傷跡程度なら、器用に自分でタッチアップする人なので(苦笑)
あと、オイル交換やタイヤ交換もサクッと自分でやりますし、長距離ドライブの前にはボンネットを開けてのエンジンチェックもしっかりやってます。
(私は何がどうなってるのやら、さっぱり分かりません)
クルマ選びは、あなたとクルマの距離感で決まる
新車と中古車、それぞれのメリットとデメリットについてまとめました。
地方に住んでいると、どうしてもクルマと親密にならざるを得ません。
ですから、同じ所有するなら少しでも快適に、金銭面でも有利な形を取りたいと私は考えています。
今、乗っているクルマは購入してもう16年。
中古で購入したので、新車登録からは18年になりました。
大切に乗っているので、まだまだ元気。現役です。
そんな私は、登録から18年目の「トヨタ・ポルテ」を普通に乗り回しています。
今日の走行距離だけで、すでに50キロ以上です。
クルマは一度、購入すると、事故で廃車にでもならない限り、長いお付き合いになります。
長い目で見て納得できる一台と、出会いたいですね。
実は、お願いしている税理士さんからは「新車で買って、3年になる前に買い替えなよ」と、ずっとアドバイスいただいています。
その理由は、ひとえに私が会社のオーナーだから。
この条件であれば、またクルマ選びには違った視点が入ってきます。
またいずれ、書きますね。
クルマ選びひとつ取っても、正解は「新車か中古車か」ではなく、自分の生活をどこまで見ているかで変わります。
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