幼稚園選びの決め手とは?事前の見学と入園説明会で見るべきポイント

子どもが生まれて成長していく中で、誰もが一度は頭を悩ませるのが教育費の問題でしょう。

世間では高校や大学、塾にかかるお金ばかりが注目されがちです。

ですが、教育費の本当のスタート地点は幼稚園や保育所だと私は考えています。

「どの園に通わせたらいいのだろう」
「ママ友付き合いが大変だったらどうしよう」

このような不安を抱えている保護者の方も多いはず。
お子さんの初めての集団生活だからこそ、納得のいく園を選びたいですよね。

そこで今回は、我が家が実践した「世間の常識に振り回されない幼稚園選び」の視点をお伝えします。

目次

理想の園選びは「ママの心地よさ」を一番に決めていい

子どもにとって最高の環境を選んであげたいと願うのは、親として当然の気持ちです。
しかし、子育てだからといって子どもだけを最優先にし、ママが無理を重ねてしまうと結局は長続きしません。

子どもにとってどんなに良い園であっても、親が疲弊してしまっては元も子もないのです。

というわけで、まずは私が幼稚園を選んだ際の条件を3つ、解説します。

理想の幼稚園・条件1:近所の目を気にせず通える物理的な距離・手段を確保する

我が家の幼稚園選びにおける第一条件は、「近所のお子さんが誰も通っていない幼稚園」でした。

近所の園を選ぶと、どうしてもお迎えの時間帯での井戸端会議やママ友付き合いが発生しやすくなります。
女性特有の濃密な付き合いが苦手だった私は、あえて自宅から4キロほど離れた園を選んだのです。

自宅から距離を置くことで通園バスという選択肢が現実的になりますし、毎日の送迎から解放されます。
また、近所のお子さんが誰も通っていないので、ママ友と顔を合わせずに済む「自分の子どもだけが利用するバス停」を手に入れることができました。

もちろん、バスに乗るのが苦手なお子さんもいます。
万が一の際にはあなた自身が毎日、送迎できる距離かどうかを確かめておくことが大切です。

このように、自宅から少し離れた園を選ぶことで不要な人間関係を避けられ、親にとっても心にゆとりのある幼稚園ライフが実現します。

理想の幼稚園・条件2:世間の流行に流されず、本当に必要な教育方針を見極める

私にとって幼稚園とは、言わば習い事の詰め合わせパックのような存在でした。

だからこそ公立の幼稚園ではなく、独自のカリキュラムを持つ私立の幼稚園に絞って検討を進めたのです。

実は当時から早期の英語教育が流行していましたが、私はあえて英語教育に力を入れていない園を選びました。

英語を詰め込む前に、まずは母語である日本語をしっかりと使いこなし、深い思考力を養うことが先決だと考えたからです。

子どもたちが成長した今振り返ってみても、この選択は間違いではありませんでした。
世間のトレンドや魅力的な謳い文句に流されることなく、自分の家庭に必要な教育内容なのかを見極める姿勢は欠かせません。

理想の幼稚園・条件3:園の敷地に一歩足を踏み入れたときの直感を信じる

教育方針や設備といった条件面をしっかり吟味した上で、最後の手がかりになるのが「園の敷地に入ったときの空気感」です。

実際に足を運んでみると、不思議と「ここなら安心できる」「なんだか落ちつかない」という直感的な雰囲気を感じ取る場面があります。
自分自身がその場に立ってみて感じる心地よさや違和感は、案外バカにできない重要なシグナルです。

ママ自身がその場所に通うイメージを持てるかどうかも、大切な判断基準のひとつと言えます。

説明会ではここを見る!後悔しない幼稚園の見極めチェックポイント

幼稚園選びの軸が定まったら、実際に現地へ足を運んで入園説明会や見学会に参加しましょう。
説明会でチェックすべき具体的なポイントをふたつ、整理しました。

入園説明会・チェックポイント1:建物や備品の管理状態から園の細やかな目配りを見抜く

園舎の建物自体が古いこと自体は、何も問題ありません。
ここで注目すべきなのは、その建物や設備が「ていねいに手入れされているかどうか」です。

清掃が行き届いていなかったり、壊れた備品や物資が敷地の端に山積みになって放置されていたりする園は注意が必要です。

細部の管理が行き届いていない状態は、現場のスタッフの手が回りきっていない証拠である可能性が高いです。

ちなみに、表面的な見栄えや「今日は入園説明会だから」と急ごしらえで取り繕っているかどうかは、「お手洗い」を見れば一目瞭然です。
たとえ時間がなくても、お手洗いだけはしっかりチェックするのをおすすめします。

日頃から子どもたちの安全や環境に配慮できているかを、入園説明会の際に隅々まで観察してください。
あなたの大切なお子さんが3年、ないしは4年お世話になるのです。
どんなに見ても「見すぎ」は、ありません。

入園説明会・チェックポイント2:先生だけでなく、職員全体の様子を確かめる

入園説明会では園長先生や担任の先生の様子に目が向きがちですが、園で働くスタッフ全員の立ち振る舞いも重要な確認事項です。

事務員さんや給食の調理員さん、バスの運転手さん、そして清掃スタッフの様子からも幼稚園の本当の姿が見えてきます。

特に通園バスを利用する予定があるなら、バスの運転手さんの様子は必ず確認しておきたいところです。
毎日、大切な子どもたちの命を乗せて走る運転手さんは、園の安全と信頼を象徴する重要なポジションです。

なぜ私がここまで裏方のスタッフを見るかというと、 私の父が幼稚園で働いていたからです。

幼稚園の通園バスに乗務していた、私の父の話

実は私の父が長年、幼稚園で通園バスの運転手として勤務していました。
そんな父は、プライベートでも徹底した安全運転がモットー。
警察から無事故無違反の表彰を受けるほど、運転には几帳面な父でした。

その一方で、バレンタインには園児たちからチョコを10個、20個と頂くのが毎年の恒例行事。
幼稚園の子どもたちに愛される「もうひとりの先生」のような存在だったのです。

子どもたちにどう接しているか、挨拶や安全への配慮が徹底されているかなど、裏方で支えるスタッフの対応にこそ、その幼稚園の方針や管理体制、そして温かさが色濃く表れるのです。

事前見学と適切な質問で「子どもにとって最高のスタート」を準備しよう

入園説明会のシーズンが始まってからあわてて探し始めても、じっくり比較検討する時間を確保するのは難しいでしょう。
「ここ、どうだろう」と気になる幼稚園があるのでしたら、今すぐ門の外からの外観だけでも構いませんので見に行きましょう。

最初の下見は入園説明会の前に済ませておき、「ここなら」と思える幼稚園に的を絞って説明会へ。
何も調べずにいきなり説明会に出向き「ここは嫌だな」と感じても、後の祭りです。

下見に出向いた時は、「この幼稚園でお子さんたちはどう過ごしているかな。楽しく過ごせているかな」といろいろ想像しながら、納得がいくまで観察してみてください。

そして、入園説明会や見学の際には、気になることや不安な点は遠慮なくどんどん質問してください。
幼稚園側は、決して保護者からの質問を嫌がりはしません。
保護者が納得しないまま入園してしまい、その後「モンスターペアレント」化する事態こそを、最も恐れているのです。

疑問をすべて解消した上で「ここなら安心して子どもを預けられる」と確信できる幼稚園を選択すること。
これが初めての集団生活に臨むお子さんへの、一番のプレゼントになります。

親としての役割を果たし、お子さんにとって最高のスタートラインを用意してあげてください。
もちろん、ママも一緒に、幼稚園ライフを楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
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・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

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