AIに悩み相談すると時間が溶ける?時間を無駄にしない3つのコツ

最近は、スマホの画面を開けばいつでもAIが話し相手になってくれる時代です。
「おすすめの商品教えて」といった普通の会話もするでしょうけれども、AIに悩みを相談する人が急増しています。

AIを相手に話す分には
「こんなことを相談したら、変に思われないかな」
「相手の時間を奪ってしまうのではないか」
と気を使う必要もありません。

誰にも言えないモヤモヤをAIに打ち明けたこと、あなたにも一度や二度はあるのではないでしょうか。

とても便利で頼りになるAIですが、実は使い方をひとつ間違えると「いくら話しても悩みが解決しないまま、時間だけが過ぎていく」という罠に陥ってしまいます。

そこで今回は、AIに悩み相談をする時に覚えておきたいポイントをご紹介します。

目次

AIに相談したら「時間が溶ける」理由

AIに悩みや愚痴を話しかけると、こちらの気持ちに優しく寄り添ってくれます。
「それはつらかったですね」「大変でしたね」と理解を示してもらえると、心が救われたような気持ちになるでしょう。

AIには「自分から会話を終わらせない」という、大きな特徴があります。
あなたから明確に「終わりです」と指示を出さない限り、どこまでも親身になって付き合い続けてくれる性質を持っているのです。

これが、AIに相談したら時間が溶ける理由。
気づけば何時間も経っていた、ということになるのです。

AIとの相談で時間を無駄にせず、あなたが求める「答え」をしっかり引き出すためには、以下の3つのポイントを意識することが大切です。

注意点1:「相談終わり」は、時間で決める

AIに相談を始める時は、まず「会話を終わらせる基準」を設定しましょう。

この時、やってはいけないのが「問題が解決したら終わる」という基準にすることです。

AIにはより良い提案や別の視点を、次々と出してくれる性質があります。
そのため「問題解決」を終着点にすると、いつまでも会話が終わらないのです。

私からのおすすめは、シンプルに「時間」で区切ることです。

「15分経ったら終わる」「30分話したら一度会話を止める」と決めます。
時間は嘘をつきませんので、指定した時間が来たらピタッと相談を中断しましょう。

設定した時間が来たら、AIに対して「ここまでの話を一回まとめて」とお願いしましょう。
要約してもらった内容の中から「これならできそう」と思える解決策をひとつ選んで、実際に試してみるのが、AIのスマートな使い方です。

注意点2:一般論を「自分専用」に応用する

AIが返してくれる回答は、あなたが入力した文章に対して「一般的にはこうすると良い」という標準的な内容であるケースが大半です。
ですので、パッと見ると正解のように感じられますが、そのまま自分に当てはまるとは限りません。

AIの回答があなたにマッチしない理由。
それは、悩みの中身や置かれている状況は、人によって少しずつ異なるからです。

あなたとまったく同じ状況で悩んでいる人は、世の中にあなたしかいないと言えます。

AIの答えはあくまでも「一般論」であり、解決のための「ヒント」だと捉えましょう。

たとえば、AIから「Aという方法を試すと良いです」と提示された時、その通りに動くのが難しければ「Aとよく似た別の方法なら自分にもできるかな?」と考えてみます。
出てきたヒントをあなたの状況に合わせてどうアレンジできるか、という使う側の「応用力」が求められるのです。
この「応用力」こそが、今のAI時代を生き抜く地力になります。

注意点3:「解決策を出して」と、明確に指示を出す

AIはこちらから何も注文をつけなければ、どこまでも共感して寄り添ってくれるモードで応答します。

「共感してもらえるだけで満足」という時なら問題はないでしょう。
なのですが、もしあなたが現状を変えたいと思っているなら、AIの寄り添いだけでは事態は1ミリも動きません。

「大変でしたね」という優しい言葉を、ありがたく受け取るのはOK。
さらに人間側から「では、具体的にどうしたらいいですか?」と、ハッキリ質問を投げかける必要があります。

「この状況を本気で解決したい」という意思表示をしないまま話しかけていると、延々と共感の言葉を繰り返すだけのループに入る可能性が極めて高いです。
過去の私はこの「ループ」にまんまとハマって大量の時間を溶かした挙句、AIの有料課金を解約した経験があります。

ここでは、AIに向かって「解決策を教えてほしい」という目的を、しつこいくらいに明確に伝えることが大切と言えます。

そもそも解決したい?問い直すことで見えてくる本音

ここまでAIへの相談のコツをお伝えしてきましたが、実は相談を始める前段階として、もっと重要なチェックポイントがあります。
それは、「自分は本当にこの問題を解決したいと思っているのか?」という問いかけです。

人に悩みを相談する場面でも、「相談に乗っているように見えて、実は相手は問題を解決したいわけではなく、ただの愚痴だった」というケースが非常によくあります。
もしも、友達相手にこれを行ってしまうと、相手の大切な時間を奪うことになってしまいかねません。

では、同じことをAI相手に行うとどうなるでしょうか。
今度は、あなたの貴重な時間が削られていくことになります。
これはこれで、大きな問題なのは間違いありません。

あなた自身が「問題を解決したい」のか、それとも「ただ愚痴を言いたいだけ」なのか。この前提をあらかじめハッキリさせておきましょう。

もし「これは単なる愚痴だな」と気づいた時、愚痴だと分かった上でAIに話しかけるのは大丈夫です。
ただし、愚痴を吐き出す作業は、長引くと時間の無駄。
「1回15分まで」とタイマーをセットして、ちょっとしたガス抜きとして使うのが良いでしょう。

精神科医も語る!人の時間を奪わずにAIを賢く使う方法

実はこの記事を書こうと思ったきっかけは、先日聞いた精神科医の樺沢紫苑先生と、ゲストとして登壇されていた精神科医の益田裕介先生によるYouTubeライブ配信でした。

メンタルの専門家であるおふたりが「AIに悩みを相談すること」について語っていらしたのですが、プロの視点から見ても「AIを相談相手として使うのは決して悪いことではない」というお話がありました。
私自身が普段感じていたこととピッタリ一致していて、「これでよかったんだ」と再確認した時間だったのです。

そして、私が思う「AI相談の大きなメリット」は、何といっても「身近な大切な人の時間、そしてお金を、1円も1分も奪わずに済む」という点です。

いきなり家族や友人、あるいは有料の専門家に相談するのではなく、まずはAIに自分のまとまらない話を聞いてもらい、思考を整理しておく。
いわば「人に相談するための下準備」としてAIを活用するやり方は、非常に理にかなっているというのが私の意見です。

ちょっとした工夫さえすれば、AIはあなたの時間を守り、思考を整理してくれる強力な味方になってくれます。

「AIに相談してもなんだかすっきりしないな」と感じている方は、まずはタイマーをセットすること。
そして「解決したいのか、愚痴なのかをはっきりさせること」からためしてみてください。
あなたとAIの関係性がより緊密に、まるで子供の頃から一緒にいる友達のように変わっていくのを、目の当たりにできるでしょうから。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
・生き方
・考え方
・働き方
・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

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