問題を「問題」にする思考

あなたには今、抱えている問題はありますか?
こう質問されて「何もありません」と答える方は少ないでしょう。
問題の大小は分かりませんが、きっと「〇〇という問題があります」となるのではないでしょうか。

ところで、あなたが今思いついた「私の抱える問題」
それは本当に「問題」なのでしょうか?

目次

問題が発生するメカニズム

世の中には様々な人がいます。
ひとりとして「同じ人」はいません。

たとえ双子であっても、見た目は似ているかもしれませんがそれぞれに持つ性格や考え方は違うのです。

一卵性双生児の「問題」

私が大学生だった頃、サークルの2個下に双子の兄弟がいました。
本人たちは「俺達を一緒にしないでくれ」といつも言っていたので、よほど周囲からは「ふたりでワンセット」的な扱いを受けていたのでしょう。

本当にそっくりだったので最初は見分けがつきませんでしたが、ゴールデンウィークが終わる頃には後ろ姿だけで判別できるように。
「似ているようで、やっぱり別人なんだな」を強く感じた経験です。

さて、これが問題と何か関係があるのかと不思議に思ったかもしれません。
ですが、ここで言いたいのは「同じように見える人でも、見ている世界は違う」ということです。
そしてこの違いは、問題意識と深く関係しています。

たとえば、お給料日が3日後で、おサイフには1000円入っているとしましょう。
クレジットカードは限度額まで使い切っているし、PayPayの残高は残り150円です。

この状態をあなたは「問題」と感じますか?
それとも、何とも思いませんか?

ここであなたがどのような判断をするのか?
それこそが、問題の発生するメカニズムです。

1000円しかない。
クレカは切れない。
150円じゃ何も買えない。

「足りない」「何もできない」になった方は、おサイフの中身が問題化しやすい人。

1000円あったらもやしと玉ねぎ、あとちくわとソーセージが買える。
PayPayの150円は、ペットボトルでお茶を確保して。
どうしても足りなくなったら、友達にちょっとだけ何かもらえないか相談してみよう。

こちらのパターンの思考を持つ方は、お金が問題になりにくい可能性が高い人。

となります。

問題が発生するメカニズム、イメージできましたか。

「問題」を生まない思考法

「同じものを見ても、感じ方はまるで違う」と先ほどお話ししました。
それならば、できるだけ問題視しない捉え方ができるのがいいなと思いませんか?
右を向いても左を向いても問題ばかりでは、息苦しい毎日になるでしょうから。

とはいえ、そんな都合の良い方法なんてないよね、と思ったかもしれません。

ですが、都合の良い方法は、ちゃんと存在します。

その方法とは、多角的に物事を見る習慣を身につけることです。

少し前に例にした「給料日直前」の話が分かりやすいので、再度取り上げます。

「多角的に物事を見る」の事例
  • 1000円しかない→もやしと玉ねぎ、ちくわとソーセージが買える
  • クレカは切れない→使えないならサクッと切る
  • 150円じゃ何も買えない→ペットボトルでお茶を確保
  • お金が足りないのは自己責任→友達にちょっとだけ何かもらえないか相談

前者と後者、どちらが生きやすい人に見えますか。

問題を生み出すのは、あなた自身である

今日、遅刻してしまったのを一生に一度の大問題と落ち込む人がいます。
その一方で、10億の借金があっても「返せばいいから」と前向きな人もいます。

この違いは、どこにあるのでしょう?

様々な意見があるかと思いますが、私はこう考えます。

問題を「問題」にしているのは、どこまで行っても自分の視点である

こう解釈しないと、10億の借金を何とも思わない人がなぜ存在するのか、説明がつかないと思いませんか。

何もかもを問題にしない姿勢でいる必要は、まったくありません。
ですが、ほんの少しでも「これは問題だ」と悩まずに済むなら、そうした方が良いのではと私には思えます。

人間が抱える問題の多くは「他の誰かにとっては、問題ではない」問題でしかありません。
悲劇のヒロインになるのは気持ちいいかもしれませんが、現状は何も変わらないのです。

さてあなたは、どちらを選びますか?


問題を「問題」にしてしまう視点を手放せない限り、時間も、判断も、生活も、いつまでも外側の出来事に奪われ続けます。
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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
・生き方
・考え方
・働き方
・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

名前や肩書きより、考え方そのものに興味を持っていただけたらうれしいです。

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