私たちの暮らしにインターネットが入ってきて、もう20年は過ぎました。
そして、3年ほど前からはAIという新しいツールが加わり、ますますWebの重要性は増すばかりです。
普段、あなたはどのような距離でネットやAIを使っていますか?
AIを拒否する人たち
私がAIを使い始めたのは、2023年の夏でした。
細かいことはもう覚えていませんが、2023年の秋にはChatGPTに課金を始めたと記憶しています。
おそらく、一般ユーザーとしては早い段階から使っていたのでは、と思います。
あれから3年が過ぎ、今ではすっかりAIが市民権を得たのか。
というと、決してそうではありません。
民間企業でも、AI活用の浸透は道半ばです。
ましてや公的な機関となると、かなりの制限があると話に聞いています。
つまり、理由はどうあれ「AIを拒否する人たち」は、まだまだ存在するのです。
それぞれに事情はあるのでしょう。
情報漏洩を始めとする、セキュリティ面での懸念。
既存の社員からの、「仕事が奪われる」といった抵抗。
ですが、時代はもうAIを拒否することはできない地点まで進みました。
「AIのない暮らし」になど、今さら戻れないのです。
AIを過信すると、どうなるのか?
まとめについては以前に触れているので、過去記事をご覧ください。



あくまでも私たち人間がAIの主人である、というわけです。
そして、まさしく「今日も」事件がありました。
具体的には、このブログのアクセス改善についてです。
最初、私は内容が良くないのかと思い、ChatGPTに相談していました。
ChatGPTにはすでに「わたし」という人物の情報をたっぷり渡している状態。
なので、いかにも私向けの情報が出てくるように思えます。
なのですが、実はそうはならなかったのです。
「わたし」を熟知しているがゆえに、私の考え方や過去の文脈に引っ張られすぎているように見えました。
その結果、原因をまっすぐ見に行くというより、私に合わせた回答ばかりが返ってくるように感じたのです。
このままでは埒が明かないと判断した私が今回、選んだ方法は「Claudeを使う」です。
Claudeにはまだまだ私の情報は入っておらず、更地に近い状態。
今回はその状態を活かして、まっさらな状態からアクセス改善について質問を重ねていきました。
その結果、新たなアクセス改善のキーポイントを、Claudeが示してきたのです。
出てきた改善ポイントとは、WordPressの設定。
専門的な話になるので詳細は控えますが、設定をミスっていたせいでアクセスが全然来ない状態になっていた、という結末でした。
おそらくChatGPTだけを使っていたら、このミスはずっと隠されたままだったでしょう。
こうして「AIの言うことを鵜呑みにしてはならない」体験談が、また増えてしまいました。
大事なことほど、人間の判断が求められる
今日の私は、ChatGPTを信じすぎたせいで遠回りをしました。
だからといって、ChatGPTの使用をやめようとは1ミリも考えていません。
私に足りなかったのは、AIの回答をどのように判断するのかの、広さと深さ。
「これはもしかして、他に原因があるのかもしれない」と疑う力が、今日の私には欠けていました。
問題点が明確になったので、ChatGPTはこれからも使い続けます。
そして、せっかくClaudeとまとまった会話ができたので、Claude併用に舵を切ります。
AIは非常に便利な道具である。
ただし、道具の使い方を決めるのは、私たち人間である。
私の失敗を通じて、この当たり前すぎる前提を、改めて噛み締めていただけるとうれしいです。
AIを使うかどうかよりも、その先にある判断をどこまで自分の生活に引き受けるのか。
記事末では、時間や判断を他人任せにしないためのメールマガジンをご案内しています。

