大人こそ「個室」を確保する

まだ親元で暮らしていた頃、個室を持っていた人は多いだろう。
だが、結婚して子どもが生まれたら、個室を持つという発想が消えてしまうケースが大半だ。

日本の住宅事情を考えると、家族全員に個室を確保するのは難しい。
だが、私は個室の定義を見直すことで「個室」の確保に成功した。

目次

「個室」の定義を見直す

自宅に個室を求める理由は、まとめるとひとつだけである。
それは、独りきりになれる場所、自己に集中できる場所と時間を必要とするからだ。

ただ、ここで問題になるのは「自分専用の場所」の定義だ。

自分専用の場所だからといって、なにも自宅で確保することが必要条件ではない。
「誰からも邪魔されることなく、自己に集中できる場所」
この条件さえ満たせば、その場所はすなわち「自分専用の場所」だからだ。

自宅で個室を持つことなく、自分専用の場所を確保することは実は可能である。
その方法とは、疑似個室。
自宅にこだわることを一旦、横に置き、自宅の外に解決策を求める方法だ。

疑似個室なら、選択肢は数多くある

自宅を離れて1時間から2時間、自己に集中したいなら、最も手軽なのはカフェだ。
数百円で購入した1杯の飲み物と引き換えに、思う存分「独りきり」になれる。

様々な雰囲気のカフェがあるので、自分の趣味に合う店舗を3つほど持っておけば、まず困らないだろう。
週に1回程度の頻度なら、カフェだけで十分だ。

さらに回数が増えるようであれば、専用の場所を契約する選択が視野に入る。
いわゆる「コワーキングスペース」と呼ばれる場所を契約すれば、契約の範囲内で自由に出入り可能だ。

筆者は仕事用に、月額4,400円でコワーキングスペースを契約している。
平日の夕方18時までなら追加料金は不要であり、夜は家事のため自宅に帰るので利用しない。
なので、過不足のない条件だ。

ここまでは有料で疑似個室を確保する話だったが、無料でも方法はある。

公共の図書館や公園であれば、完全無料で自分に集中できる時間を過ごすことができる。
図書館で読書をしたり、公園のベンチに座ってのんびりするひと時もまた、紛れもなく「独りきりの時間」なのだ。

疑似個室の活用例

自宅にも作業スペースはあるので、家から出ずに仕事をすることもできる。
しかし、自宅だとどうしても人の気配があり、落ち着いて自分に集中する環境としては不完全だったのだ。

半年ほど前まで、筆者は複数のカフェの常連客であった。
朝にカフェAに入り2時間ほど仕事を進め、午後からは別のカフェBに移動してさらに2時間仕事をする。
この日程を週に3回から4回ほど、繰り返していたのだ。

自分に集中できる時間の確保という面だけ見れば、カフェは条件に当てはまっている。
だが、費用という点からは、明らかに問題があった。

そこで、半年ほど前からはコワーキングスペースとの契約に切り替えている。
コワーキングスペースを利用するようになってからというもの、より一層集中して仕事に取り組めるようになった。
さらに費用面でも前述の通り、大幅な改善を実現できている。

「子ども部屋が優先だから、自宅に個室を持つことはできない」
この命題に対する私の答えは、以上だ。

子どもに個室を与えることと、親が「個室」を持つことは、まったく関係ない話なのだ。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
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・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

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