帰宅後に何もできない…疲れを明日に残さない「オン・オフ切り替え術」

仕事で1日中動き回り、疲れ果てて家にたどり着いた。
その時、あなたは玄関をくぐって、まず最初に何をしていますか?

バッグを床にドサリと置き、そのままリビングのソファへ直行して、スマホを眺めながらじっとしていたりしませんか?

「疲れているから、一刻も早く座りたい」という気持ちは、とてもよく分かります。
ですが、実は家に帰ってきていきなりソファや椅子へどっかり腰を下ろしてしまのは禁物です。

なぜなら、帰宅した状態のままで動かなくなると、心と身体は中途半端に「戦闘モード」のままになり、休息へとスイッチが入らないからです。

人間は、「自分がどのような心持ちでいるのか」をパッと切り替えることができない、不器用な側面を持っています。
つまり、帰宅したらできるだけ早い段階で「もう家に帰ってきたよ」「ゆっくり休もうね」というサインを、心身にしっかり出してあげる必要があるのです。

そこで私から提案したいのが、オンとオフを明確に切り替える「帰宅ルーティン」の設定。
毎日、帰宅する時に同じ行動を繰り返していれば、まずは身体が覚え、次に心も覚えて、自然とくつろぎモードへ入れるようになります。

今回は、今日からすぐに初められる帰宅ルーティンをご紹介します。

目次

退社直後からスタート!オンからオフへ切り替える帰宅ルーティン

帰宅ルーティンという名前がついていますが、実は帰宅するかなり前からこの習慣は始まっています。
職場の玄関を出るタイミングこそが、帰宅ルーティンのスタート地点です。

オフィスを出たら、まずは「深呼吸」

職場を出て一番最初にやってほしいこと。
それは「深呼吸」です。

自動車通勤の方であれば、会社の建物を出て駐車場へ向かい、車のシートに座った瞬間に深呼吸をします。
電車で通勤している方なら、会社の建物から2、3分歩いて少し離れ、落ち着けるスペースを見つけて深呼吸をする決まりにするといいでしょう。

たったこれだけのことですが、働く緊張感から離れ「今から家に帰るんだな」を自分自身に伝えるための大切な第一歩になります。

【オプション】心がざわつく日はカフェや公園で「クッション時間」を挟む

会社で嫌なことがあったり、誰かと喧嘩をして心がざわついていたりする日もあります。
そういう時は、深呼吸だけでは気持ちが落ち着かないこともあるでしょう。

心のモヤモヤが小さくなる前に会社を出る時間を迎えた日は、帰宅途中にあえてどこかへ立ち寄る「オプション」を使ってみてください。

いざという時に使える!「お助け」ルーティン
  • 通勤途中にある公園のベンチに座って、15分から20分ほど、ボーッとする
  • カフェに入って、おいしいお茶を飲みながら30分ほどゆっくり過ごす

このオプションを入れると、通勤時間も含めると1時間ほどかかるコースになるでしょう。
それでもなお、クッション時間を入れる効果は絶大です。
「クッション時間」を効果的に挟むことで、ささくれだった気持ちをスッキリ、リセットできます。

心が「落ち着いたな」と感じた時点ではじめて、自宅の玄関を目指しましょう。

玄関をくぐったら、着替えと「カバンリセット」

心が落ち着いた状態で家にたどり着いたら、ソファへ向かう前に片付けを行ってください。

今日という日を、あなたと一緒に頑張ってくれたお仕事着を脱ぎ、自宅用のくつろげる服へ。
そして、特におすすめしたいのが「通勤カバンの中身を一度全部外に出す」ことです。

毎日、同じカバンを使っていると、いつ入れたか分からないお菓子の空き袋や不要な紙類などが溜まりがち。
ここで、毎日、カバンの中身をすべて外に出して点検するというステップを入れることで、カバン自体も「お仕事モード」から自宅でくつろげるモードに入ってもらうことができます。

そして不思議なことに、カバンの中身を外に出していくうちに、作業しているあなた自身の気持ちもスーッと落ち着いていきます。

実はこれ、脳に「今日の仕事はここまで!」と合図を送る心理的なリセット儀式の一種です。
1日中、外の刺激にさらされて張りつめていた緊張がほぐれ、あなたの気持ちをプライベートの「オフモード」へと切り替えてくれます。

わずか10分の習慣が「明日への活力」と「心地よい時間」を生み出す

今回ご紹介した帰宅ルーティンは、どれも特別なツールや長い時間を要しません。

  • 会社を出てすぐの深呼吸:約30秒
  • 帰宅後に着替えて、カバンの中身を出す:慣れれば10分程度
  • (心が乱れた日のオプション):通勤とクッション時間の合計で、約1時間ほど

基本の動作はほんの10分程度でできる小さなものですが、それらが積み重なることで大きなリラックス効果をもたらします。
コストも一切かからず、時間対効果に優れた、非常にタイパの良い行動だというのが、私の考えです。

帰宅ルーティンを取り入れて、オンとオフの差を明確につけること。
これを習慣にすることができれば、自宅ではしっかりくつろぎ、翌朝に向けたエネルギーチャージができるようになります。

まずは今日、オフィスを出た後に「30秒の深呼吸」から。
1週間もすれば「あれ、最近の私、元気あるじゃん」と、効果を実感できるはずです。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
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・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

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