昨日、利用状況があまりにもひどかったので、ChatGPTの有料プランを解約した話を書きました。

最終的には「無料プランへの切り替え」を選んだわけですが、この結論に至るまでには、いくつかのステップを踏んでいます。
私のような「根っこから断つ」方法は、確かに効果は大きいでしょう。
とはいえ、すべてをリセットするわけにはいかない場合もあります。
たとえば、スマホゲームの時間が長いからといって、スマホを手放すことは現実的ではありません。
このように「基本的には残しておきたいが、一部、やめたいことがある」場面で効果が期待できる方法として、今日は「環境の力」についてお話します。
好ましくない習慣は「たどり着くまでの距離」を長くする
どうしてもお菓子が辞められない人に対するアドバイスとして、
- お菓子の買い置きを辞める
- 食品庫の奥、食器棚の上など、取り出しにくい場所に置く
- 大きなタッパーなど、容器の中に入れておく
といった方法を聞いたことはありませんか。
もしかしたら、すでに実行した経験をお持ちかもしれませんね。
なのですが、これらの方法の効果はそれほど高くありません。
ひとり暮らしであれば、自分にとって最適な環境を整えるのは簡単です。
それであれば、成功するかもしれません。
一方で家族と一緒に生活している場合においては、これらの「お菓子から距離を置く」は現実的ではありません。
子供がいるなら、お菓子の買い置きのひとつやふたつがなければ、すぐにクレームが来るでしょうから。
子供のためのお菓子は、置いている。
だが、自分は食べてはならない。
この環境に置かれたら、人はまず間違いなく子供のために買ったお菓子を食べます。
例外があるとすれば、自分が大嫌いなお菓子なら口にしなくても済むかもしれません。
(私の場合は、ハ◯ピーターンと雪◯宿なら大丈夫です)
つまり、距離を取ったつもりでも、どうしてもやりたいことなら人はその障害を突破するということ。
お菓子を食べたくないのなら、家族ぐるみで協力してもらうしかない。
これが私の得た、お菓子をやめられる唯一の方法です。
私がChatGPTの有料プランを解約する前にためしたこと
現在、私はChatGPTの無料プランを残しています。
一応はまだ使えますが、今から説明する「距離」を取ることで利用回数は激減しました。
ChatGPT「卒業」への道・その1:アイコンを視界に入れない
これはパソコン向けの対策。
お仕事でAIを使う方には、とてもおすすめです。
すぐ目に入る場所に、ChatGPTのアイコンを置かない。
やったことは、これだけです。
- ChromeやEdge、Safariなどのブラウザからブックマークを削除する
(または、フォルダを活用して階層を深くする) - デスクトップアプリを削除する
(もしくは、タスクバーに常駐させない)
「え、これでいいの?」と感じるかもしれません。
ですが、最初に書いたくらいですので、効果は高いです。
依存度が低ければ、これだけでも十分な方は多いでしょう。
ChatGPT「卒業」への道・その2:スマホアプリを削除する
先ほどはパソコンが対象でしたが、スマホにも同じことが言えます。
ChatGPTのスマホアプリをインストールしていたので、サクッと削除しました。
子供の送迎の待ち時間やちょっとした空き時間に「スマホを手に取る→ChatGPTを起動する」が習慣になっていたので、これも効果がありました。
「何をするにもスマホアプリで」という場合は、こちらの方が効果は高いはずです。
私の場合はブラウザから操作することをやめられなかったので、「ChatGPTをやめる効果」としては次点となりました。
ChatGPT「卒業」への道・その3:パソコンをリュックに入れっぱなしにする
実は効果としては、これが最も大きかったのです。
あえて3番目に挙げた理由は、実行が現実的ではない方が多いから。
毎日、使っているパソコンを収納するので、実行へのハードルは高いと思います。
やることは見出しにある通り。
パソコンをカバンなど、すぐに取り出せない場所に収納し、用事が終われば片付ける
私が「リュックにパソコンを入れっぱなし」を簡単に実行できたのは、数ヶ月前から毎日「リュックにパソコンを入れる」が習慣になっていたから。
パソコンを持ってコワーキングスペースに出向き、そこで集中して仕事するスタイルが定着していたおかげで、「帰宅後、リュックからパソコンを出さない」を付け足すだけでOKでした。

悪い習慣をやめたいなら、徹底して「環境」を整えるしかない
ブックマークを工夫する。
スマホアプリを削除する。
パソコンを自宅で取り出さない。
これらの努力を重ねましたが、残念ながら私は「ChatGPTで時間を溶かす」習慣から離れることができませんでした。
ブックマークやアプリの削除は、「手に取るまでの距離」を伸ばす環境操作。
それでも足りなかった私に最後に効いたのは、「手に取っても、大したものは返ってこない」という環境に変えることでした。
心を鬼にして無料プランに切り替えて初めて
- 利用回数に制限が生まれた
- 応答の品質が低下した
この状態に変わり、
「ChatGPTに相談してもロクな回答がもらえない」を認識した結果、やっと悪しき習慣から逃れることができたのです。
「中途半端では、高い効果は得られない」というわけで。
良い習慣を身につける方法は、以前にまとめました。
こちらも合わせてご覧ください。


中途半端な環境操作では、中途半端な結果しか返ってこない。
この記事に書ききれなかった判断の裏側は、このあとの案内で。

