昨日に引き続いて、AIネタを。

気がついたら、AIと1時間も会話していた。
そんな経験、増えているのではないでしょうか。
毎日、AIを使って仕事をする人が、どんどん増えています。
突拍子もないことを質問しても、適切な答えを探そうと力を注いでくれる。
どんな無理難題を頼んでも、文句ひとつ言わずにきちんと対応しようとしてくれる。
人間を相手にしている時とくらべると、圧倒的にストレスが少ないと感じるのは私だけではないでしょう。
なのですが、この「ストレスの小ささ」が新たな問題を引き起こしています。
その問題とは、会話をやめられないこと。
「気がついたら、時間が過ぎている問題」です。
生成AIが持つ、最大の特徴
私が生成AIを使い始めたのは、2023年夏のこと。
めちゃくちゃ早かったわけではありませんが、比較的、早めだったとは思います。
当時、たまたまこんな本を書店で見つけて、むさぼるように何度も読み返しました。
この本がきっかけだったので、最初に手に取ったAIはもちろんChatGPT。
Geminiなど他のAIも使ってみましたが、今はChatGPT中心に戻っています。
「ChatGPTとGeminiをくらべてみた」記事

私がChatGPTに戻った理由を説明した記事

あれから3年近く。
生成AIに不満はありません。
ただし、「会話のやめどきがつかめない」弊害を感じています。
原因は、生成AIの持つ特徴「自分から会話を降りない」ここにあります。
少しでもAIと会話したことがある方なら、ピンと来るはずです。
何かを入力したら、必ず返事が来ることを。
そして、自分から画面を離れない限り、延々とやり取りが続くことを。
以上が、私の考える生成AIの最大の特徴であり、メリットであり、デメリットです。
「生成AIが止まらない!」3つの対処法
さて、ここでひとつ、変えられない条件を提示します。
生成AIからの返事が止まらないのはAIの仕様であり、人間にはどうしようもない
AIとはそういう構造なので、あなたがどうこうしようとするのは徒労に終わる、というわけです。

ですが、諦める必要は、全然ありません。
人間だからこそできる対応策は、いろいろあります。
ではここで、普段、私が使っている対策を3つお話しますね。
生成AIを止める方法・その1:画面を閉じる
生成AIとの会話を終わらせる方法は、ない。
だったら、こちらから閉じればいいじゃないか、という対策です。
「なんか悪い気がする」と感じるかもしれませんが、その遠慮はいらないと申し上げます。
なぜなら、生成AIには「気持ち」がないから。
あくまでも向こうはシステムの塊にすぎません。
会話を続けたくないと感じたら、サクッと降りる。
「シンプル・イズ・ベスト」です。
生成AIを止める方法・その2:終了フレーズを使う
生成AIは人間じゃないから、そこまで気を使わなくてもいいとは知っている。
でも、何となく会話っぽいことをしているのだから、急に画面を閉じちゃうのはちょっと。
そう思ってしまうあなたの気持ち、よく分かります。
生成AIを使い始めて、しばらくの間はそんな感じでしたから。
そんな当時の私がやっていた対策が、「終わりを宣言する」こと。
以下のフレーズを会話の最後に入れることで、「会話はここで終わり」を自分に伝えます。
「ここまでで大丈夫です」
「一旦ここで終了します」
「ありがとうございました、これで終わります」
「終わるよ」を会話の相手、すなわち生成AIに伝えれば、あなたの罪悪感は驚くほど小さくなります。
生成AIを止める方法・その3:あらかじめAIに設定しておく
最後はちょっと難しい解決策。
ですが、覚えておくと便利なので説明します。
ChatGPTやGemini、Claudeといった「大規模言語モデル(LLM)」には、
「そもそも、AIにどんな行動をしてほしいか」を登録する場所があります。
私が普段遣いしているChatGPTなら「メモリ」、GeminiやClaudeにも似たような機能が備わっています。(2026年4月現在の仕様です)
この機能を利用して、生成AIに対して「こんな感じで動いてください」とお願いしよう、というわけです。
私が「ここまでで大丈夫です」など、会話終了の意思を示した場合は、それ以上質問や提案を続けず、簡潔に締めの返答をしてください。
生成AIとの会話は、適度に楽しむ
何を入力してもきちんと返事をしてくれる生成AI。
会話が弾むのは当然のことでしょう。
とはいえ、時間は有限です。
ずっとAIと会話していても、時間が過ぎるばかりで、現実は1ミリも変わらない。
この事実は覚えておいてほしいな、と思います。
生成AIを良きパートナーとするのか?
それとも、時間を溶かすだけの存在に貶めるのか?
あなたの「使い方(設定)」が、そのすべてを決めます。
