「待つ」考

雨が降っていた先日、車でスーパーに出向いた時の話だ。
普段より駐車場が混雑しており、店の入口付近に停めたいからと場内を回る車が何台もいた。

濡れたくなかったので私も同じ行動を取ったが、「ここだ」と思える駐車スペースが空く気配はない。

そこで、10分ほど過ぎた後に、店の裏手にある第2駐車場に移動すると決めた。
すぐに車を停めることができたので、明らかに時間の無駄遣いだった。

本来の私は、待つのが嫌いである。
しかし、先日は違う選択をしてしまった。

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去る時

入ろうとした飲食店に行列ができていたら、私は待たない。
他に切り替えれば済む話だからだ。

食事が目的である以上、待つ必要はない。

行列ができそうな店に行く際は、代替案を事前に3つほど調べてから出向けば解決する。
違う店舗をさらに3つ出すのではなく、ひとつは「帰る」など外食以外の案を入れるのが前提だ。

回避する時

記事の冒頭に話を戻す。

本来の私は、駐車場では入口に近いなど、都合の良い場所が空くまで待たない。
時間が惜しいので、少し離れたところに停めてさっさと目的地に向かう。

だが、先日は違った。
「不快感を避ける」に意識が集中していたので、すぐに「離れた駐車場に停める」を選ばなかったのだ。

買い物を終えてスーパーを出る段になって、ようやく自分がルールを守れていなかったと気づいた。
時間を無駄にした失敗と合わせて、二重に嫌な気持ちになった。

待つ時

待つのは嫌いだと先ほど述べたが、「待つ」を意図的に選ぶ場合もある。
スーパーのレジだ。

混雑しているスーパーでは、レジ待ちの行列がつきものである。
「早く会計が済むのはどこか」を考えて選ぶ人も多いだろう。

しかし、まずは列に並ばないと買えない。
だから私は、迷う前にさっさと並ぶ。

ルールは2つ。
1つは新人が担当しているレジ。
新人がいなければ最も手前、これが2つ目だ。

新人は慣れていないので、処理が遅い傾向にある。
その一方で、ベテランの担当者は列の流れが速いと見て取れるので、並ぶ人が多くなる。

どちらを選んでも、会計が終わるまでの所要時間には大差がないのだ。

このことに気づいて以来、私は新人のレジを好むようになった。
「訓練の一助になっている」と思って良い気分になれるという、ご褒美付きだ。

どれほど緻密にルールを設定していても、目の前の状況や感情次第で私はすぐに流される。
先日が、まさにこれだった。

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この記事を書いた人

考えていることと、いま受けている仕事はプロフィールに置いています。

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