ロボット掃除機は本当に必要?10年使って分かった「家事時短以上の価値」

あなたのご家庭では、リビングの床に「とりあえず」で置かれたままの荷物や、お子さんのおもちゃが転がっていませんか。
掃除機をかけようとするたびに、まずは床にある物をひとつひとつ移動させる作業から始めなければならない状態。
それだけで、ため息しかないという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

こんな不便を一掃するために、「我が家でもルンバを使いたい」と思った経験、一度ならずともあるでしょう。

人の手で掃除機をかける場合は、小さな物が床に落ちていても人間が手で避けながら掃除することができます。
しかし、ロボット掃除機はそうした手加減を、一切してくれません。

おもちゃであろうと大切な書類であろうと、床にあるものは容赦なく巻き込みボロボロにした挙句、本人(?)はエラーで動かなくなってしまう。
これが、ロボット掃除機を巡る「解決が難しい、困った問題」であることは、間違いありません。

我が家もまさに「床にある物たちとの戦い」状態からのスタートでした。
ですが、ロボット掃除機を家に迎えてからというもの、我が家の生活空間や日常の風景は大きく変わりました。

今回は、ロボット掃除機というテクノロジーを取り入れたことで起きた生活の構造変化と、何年もの時を経て実感した意外な身体への恩恵についてお話ししますね。

目次

ロボット掃除機が我が家にやってきて変わったこと

ロボット掃除機を日常的に走らせる生活へシフトしたことで、我が家には明確なふたつの変化が生まれました。
どちらも狙って起こした変化というよりは、ロボット掃除機というテクノロジーを導入した結果として自然と導かれたものです。

変化・その1:強制的に「床に物を置かない」習慣が身につく

ロボット掃除機にスムーズに掃除を完了してもらうためには、先ほども触れた通り事前に人間が床にある物をすべて片付けておく必要があります。
掃除のたびに床の物を片付けるのが面倒になると、人は自然と「最初から床に物を置かない」という行動を取るようになるのです。

私自身、床に物を置きっぱなしにしている子供に対して「床にあるものはゴミだからね」と伝え続けてきました。
この発言を家庭内で徹底できるようになったのは、ロボット掃除機を使い始めてからのことでした。

床に物を置かない状態が当たり前になると、部屋の散らかりそのものが防げるようになります。
その結果、家事の時間とメンタル面での負担が、大きく削減されたのです。

変化・その2:暮らしの軸が「床の上」から「椅子・ソファ」へ移動する

もうひとつの大きな変化は、家族が日常を過ごすための生活基盤が「床の上」から「椅子やソファの上」へと完全に移行したことです。

以前はラグの上で子供が寝転がって遊んだり、大人が床に直接座って作業をしたりする風景が少しだけ残っていました。
しかし、ロボット掃除機が床を頻繁に走って掃除してくれる状態になると、人間は自然と床に座らなくなります。

うかうかしていると、掃除機に「引かれて」しまいますから(苦笑)

こちら、我が家のリビングです。

今では子供たちは、ソファに座ってゲームをしたりゴロゴロしたりするように移行。
生活のスタイルが「床生活」から「椅子・ソファ中心の生活」へと、ガラリと変わっていきました。

「椅子生活」の意外な恩恵とは?

ロボット掃除機の導入当初は、単に「床に物を置かなくなり、掃除が楽になった」という生活スタイルの変化として捉えていました。
しかし、そこから10年ほどが経過した現在、実は身体の健康面において極めて大きな副次効果があったことを実感しています。

私の体験談:立ち座りの動作が将来の自分を助ける

年齢を重ねるにつれて気になり始めるのが、膝や腰といった足腰への負担です。

床にぺたっと直接座った状態からよっこらしょと立ち上がる動作は、あなたが思っている以上に膝や腰へ強い負荷をかけています。

特に年齢が上がってからの床からの立ち上がりは、身体への物理的なダメージが小さくありません。

年老いて足腰が弱ったご両親を見るたびに「いつか自分もああなるのだろうか」と、何となく不安になったこと、ありませんか。

その点、私はロボット掃除機をきっかけに椅子やソファに座る生活へ完全シフトしていたおかげで、無意識のうちに日々の立ち座りによる身体への負担を軽減できていました。
当時は意図していなかった変化ですが、結果として自分の膝や足腰を守ることにつながっていたのだと感じています。

こたつと和室がもたらす「じわじわ負担」の落とし穴

床生活の代表格といえば、冬場に恋しくなる「和室にこたつ」ですよね。
一見すると、リラックスできるように思えます。

しかし、身体への負担という観点から比較してみると、実は足腰に対して知らず知らずのうちに負担をかけ続けている可能性があります。

実を言うと我が家では、結婚した当初から25年以上、一度も「こたつ」を置いていません。
理由は単純で、夫がもともとこたつを使わない生活を送っていたから。
「冬になれば当たり前に買うもの」という選択肢そのものが、眼中になかったのです。

きっかけは偶然でしたが、この「こたつを置かない選択」のもたらした恩恵は数多くあります。
こたつだけでも、こたつの出し入れ、こたつ布団の手入れと洗濯といった手間が完全にカットされました。
(あれ、けっこうめんどくさいですよね)

2016年にロボット掃除機を導入した際も、「床に座らない・椅子とソファ中心の生活」へのスムーズなシフトチェンジという恩恵を、バッチリ受けています。
そして知らず知らずに、床から「よっこらしょ」と立ち上がるような足腰に負担をかける動作そのものを、長年にわたって回避できていたのです。

体の負担を減らす引き算の暮らしで、ずっと健康な未来を手に入れる

ロボット掃除機を活用することは、単に「自分で掃除機をかける時間を減らす」という時間の節約にとどまりません。

床に物を置かない環境が整い、生活の軸が椅子中心へと変わることで、毎日の動作で発生する身体的な負担までもが「引き算」されていきます。

時間の負担が軽くなることは、巡り巡って身体の負担を軽くすることへと直結しているのです。

テクノロジーに上手に頼りながら、日々の無駄な労働や身体へのダメージを削ぎ落としていく。
その積み重ねこそが、忙しい毎日の中で自分自身の時間と健康を守り、長期的に豊かな暮らしを維持するための確実な戦略です。

こうしてみると、ロボット掃除機には一般的には知られていない「魅力」があるのだろうと思えます。

さて、あなたにとっての「ロボット掃除機導入」の魅力は、どこにありますか?
一度、時間を取って考えてみてください。
「やっぱり、ロボット掃除機ライフ、始めてみようかな」って思えるかもしれません。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
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・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

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