あなたは「休まないこと」を、美徳だと思っていませんか?
「キリのいいところまで」
「今日中に片付けておこう」
「私だけ先に会社を出るのは、申し訳ない」
と、あらゆる理由をつけては「休まない」を選んでいるのではないでしょうか。
どれも、もっともらしい理由です。
ですが、この「休まない」態度が、確実に自分と周囲を消耗させているとしたら。
それでもあなたは「頑張る」を選ぶでしょうか?
あなたが「休まない」を選ぶことで起きるデメリット
真っ先に考えてほしいのが、あなたの身体が悲鳴を上げること。
無理やり動き続けていたのでは、いつか限界を迎えるのは自明の理でしょう。
「疲れて動けなくなったら、休もう」
この考え方では、本当に疲れ果てた時に「手を止めて休む」という選択肢すら思い浮かべることができないかもしれません。
「あのとき休んでいれば」と思った経験、ありませんか?
ですので
疲れる前、まだ思考が正常なうちに休む。
これを「意識」ではなく、「ルール」にしてください。

また、疲れがたまると、パフォーマンスは目に見えて落ちます。
ヘトヘトな状態で動き続けても、パフォーマンスは落ちる一方です。
さらに、疲れている人が機嫌よく振る舞うのは難しいもの。
結果として、「本来のあなた」よりも評価を下げてしまうことになります。
さらに会社でも、あなたの「頑張り」が、誰かの「帰りにくさ」を生んでいる可能性があります。
残業する本人から見えにくいからこそ、看過してはならないデメリットです。
早めに休んだら、どうなる?
では「もう疲れた、限界」となる前に休むと、どんな「良いこと」があるか?
最も大きなメリットは「適切な休息を取る方が、実は早くタスクが終わる」です。
元気な状態なら10分で終わるタスクに1時間、2時間と時間を費やしてしまったことは、誰でも一度は経験しているはず。
それならば、15分間の休憩を挟んだ後に10分でサッと終わらせる方が良いのは当たり前です。
また、会社では、パフォーマンスとは別のメリットもあります。
先ほど「自分だけ先に帰るなんて」と書きましたが、あなたが口火を切って「じゃあ、お先に」とオフィスを出たらどうなるでしょう?
何人もの方が心の中で「助かった、これで帰れる」と、間違いなく感謝します。
短期的には上司や先輩に「?」と思われるかもしれません。
ですが、そういった評価は、あなた自身が疲れを溜め込まずに済むメリットとは、比較にならないほど軽いものです。
会社に長時間、居続けることではなく、仕事ぶりで評価を得ましょう。
「疲れる前に自宅に帰ることで、昇進の糸口をつかむ」方式こそが、遠回りに見えて最短のルートなのです。
疲れを感じたら、今すぐ休もう!
というわけで、もしも今、少しでも疲れているのなら、スマホから手を離して目を閉じてください。
ほんの3分、動かずじっとしているだけで、休息の持つ大きな効果が実感できます。
私たち現代を生きる人は、活動時間が昔の人とくらべて明らかに長くなっています。

朝は暗いうちから活動を始め、深夜に及ぶまで起き続けている。
これは、生物しての「ヒト」が持つ特性とは大きくズレているのです。
「日の出とともに起床して、日が沈んだら寝る」暮らしに戻ることは、二度とできないでしょう。
とはいえ、何も対策を講じずにズルズルと休まず動き続けるのは違うと、私は考えます。
今の私たちに残された現実的な選択は、ただひとつ。
疲れたら、すぐ休むことです。
