家族の介護について、今の私が思うこと

「介護」
この言葉を聞いて楽しく明るい気持ちになる方は、あまりいないのではないでしょうか。

「避けられない」
「嫌な思いをする」
「めんどくさい」

といった思いを持っている方が多いのではないでしょうか。

いつかは取り上げたいと思っていた「介護」について、今の時点で私が思うことをお話していきます。

目次

本当に介護は避けられないのか?

身も蓋もない質問ですが、これを伝えないと始まらないので最初に触れます。

私の考えは「介護が避けられないとは思わない」です。

あなたの身の回りにいる80歳以上の方を思い出してみてください。
そう考えると、私の意見がそこまで突飛なものではないことが、お分かりいただけるはずです。
歳を重ねても元気いっぱいで「人生を楽しんでます」感が全身にあふれる方、すぐに見つかりませんか。

人間の身体は、心がけひとつで状態が大きく変わります。
たとえ20歳でも不健康な生活が続けば、老化は早まるのです。
そして心に関しても、身体とまったく同じことが言えます。

「介護が必要な状態になるかどうか」
この問題は当人の考え、そして行動でかなりの部分が決まると言ってよいでしょう。

ただし、裏を返すと「介護が必要になる可能性は、本人次第である」とも言えます。
自分以外の他者を変えることは容易ではありません。
率直に言えば「ガチャ」要素がある、と言っても過言ではないでしょう。

もしも自分の両親が、身体や心に気を配らない人だったとしたら?
介護があなたに降りかかってくる可能性は、十分にあります。

介護は家族でするものなのか?

もしもあなたのご両親に介護の必要性が発生したら、あなたはどうしますか?

この質問に、あなたはすぐ答えられるでしょうか。
介護という課題は、この問いに即答できるかどうかでほぼ決まる。
そう言ってもいいと、私は思っています。

私はすでに決めていて

  • 自宅介護はしない
  • 施設入所は早めに

です。

まあ、よく見る方針と言えば、そうですね。
とはいえ、この通りに動いている人は少ないと予想しています。

今の世の中は、まだまだ「親を施設に入れるなんて」という風潮が強いです。
ただし、この空気はあと10年もすれば薄くなると私は予想しています。

理由はとてもシンプル。
介護問題に苦労した世代が、介護を受ける側になるから。

自分が大変な思いをしたのだから、その大変さを子ども世代に回すことはしないだろうという、一種の性善説から来ています。

すでに共働きが当たり前になり、家族で介護を担うのは現実的ではなくなりました。

介護は専門職の方にお願いするのが当たり前になるのだろうと、私には見えています。
今や専門学校はもとより、高校にも介護が学べる学科があるくらいです。
職業としての介護職がここまで一般化した以上は「利用者がいない」なんてありえないでしょうから。

家族の介護問題・私の場合

私についていえば、義実家は介護問題はほぼ解決しています。
義父は10年ほど前にすでに他界しており、義母は以前から「私は施設に入る」と明言してくださっています。
資金も準備済みとのことなので非常にありがたく、感謝の一言しかありません。

実家に関しては、おそらく母の介護についての方針を決めなければならない状況です。
今はまだ元気ですが、自分の老後に関して特に何も考えていない模様。
自宅から歩いて5分の場所に住んでいるので、早めの話し合いをしたいと思っているところです。

私の場合は実家も義実家も近くなので、事前の意思疎通も楽ですし、いざという時の動きも取りやすいと予想しています。
「もしも遠方だったとしたら」と想像したら、正直ゾッとします。

夫と結婚する際に

  • 実家が近いこと
  • 義実家へもクルマで30分以内で行けること
  • 転勤がないこと

を条件にしていました。

これらの条件を設定した理由は他にあったのですが、介護に関しても正解だったと確信しています。

人はいつか必ず老いる存在

以前、このブログで「老いは必ずやって来る」と書きました。

避けられない変化ならば、しっかり計画を立てて備えておく。
当たり前ですが「これしかないのだろう」と思わざるを得ません。

大切なご両親が、命が終わる時に「生きてきてよかった、悔いのない人生だった」と思えるようにするために。
そして、あなた自身が後悔に苛まれることのないように。

ご存命であれば、今からできることがあるはずです。
私も母に話してみようと思っています。
もしよかったら、あなたも一緒に始めてみませんか。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
・生き方
・考え方
・働き方
・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

名前や肩書きより、考え方そのものに興味を持っていただけたらうれしいです。

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