今まで生きてきた中で、人間関係に悩んだことがない方はいないでしょう。
もちろん私も、それなりに悩み、苦労してきました。
自分で言うのも何なのですが、私は同年代の女性が特に苦手。
人が気にしていることを察する能力に長けているせいで、小学校から高校を卒業するまでずっと嫌われていました。
あと、会社員時代も女子社員には目の敵にされていました。
たとえば
- 一緒にトイレに行く
- 食べたくもない店にランチに行く
- いろいろなアイテムを貸し借りする
- 飲みに行った時は上司のグチ合戦
といった、女性なら「あるよねー」的な行動に、まったく合理性やメリットを感じられません。
(この言葉選びの時点で、「そりゃあ、我慢できませんよね」が読み取れます)
で、「我慢する」とか「合わせる」とか「空気を読む」という単語をどこかに置き忘れている人柄なので、普通に嫌われていたという次第です。
とはいえ、ずっと耐えていたわけではもちろんなくて。
新卒で入社した会社を退職した後は、段階を踏みながら心地よい人間関係を構築してきました。
人間関係を、一旦リセット
会社を辞めたのと、学生時代の友人との交流が年賀状のみになっていたので、自動的に人間関係が大幅に縮小されました。
元々、友人を持つことにも価値を見出していなかったので、退職して数年ほどは大人との会話は夫と双方の両親のみ。
あとは、帰省してきた妹と会話するくらい。
家族以外の大人との交流は、ほぼゼロでした。
不自然この上ない状態に思えますが、私にとってはむしろ好都合。
「のびのび」「ぬくぬく」というキーワードがピッタリ、当てはまる状態だったのです。
友人がいなくてもまったく問題なかったので、子育てに専念することができるのもよかったポイントですね。
人に会わなくてもできる「仕事」
会社勤めも性に合っておらず、自宅での暮らしに満足していたのですが、やがてこんなことを思うようになりました。
「家から一歩も出ずに、働けたらいいのになぁ」
時は2004年、今のようにリモートワークや副業といったキーワードなどありません。
それでも、サイトアフィリエイトはすでに確立されつつあったので、「ちょうどいいや」とアフィリエイトを開始。
成果はそれほど出ませんでしたが、「自宅にいるままで、人との接触がなくても稼げる」を知ることができた、貴重な体験でした。
人間関係における、コペルニクス的転回
とはいえ、アフィリエイトだけで大きく稼ぐことは難しく。
「会社に雇われない」だけを満たしたい条件に絞り、いろいろな職業にチャレンジ!
最終的には、オンライン秘書を始めることになりました。
「オンライン」なので自宅で仕事はできますが、人付き合いを避けて通ることはできません。
クライアントとのやり取りは、間違いなく発生しますから!
「あーあ、またストレスフルな日々に逆戻りか・・・」
ですが、そうはならなかったのです!!!
フリーランスにありがちな「クライアントからの無茶な要求に、我慢しながら対応する」が、まったく発生しなかったのです。
その理由は、私がストレスを感じそうにない方と契約したから。
ここで私は気づきます。
「そうか!付き合いたい人を自分で選ぶことができたら、ノーストレスなのだ」と。
全面的に人間関係を持ちたくないわけではなく、気に入った相手となら問題なく関係が構築できること。
「誰とお付き合いするのか」の選択権が、自分にあれば大丈夫だったのです!
他人の代わりはいる、自分の代わりはいない
このような過程を経て、今の私は心地よい人間関係を持つことができています。
キーワードは「自己中」
自分を起点に関係を持ちたい方を選べば、実り多いお付き合いは実現できます。
私は結果的に自分でビジネスを持つ道を選びましたが、会社員であっても自分中心の人間関係を築くことは可能です。
ここから先は、あなたにとって居心地のよい人間関係をつくっていく方法をお伝えしていきます。
ゆっくりペースになるかもしれませんが、お付き合いいただけるとうれしいです。