大きなことほど軽やかに、小さいことは綿密に

これまでの人生の中で、「これが一番高い買い物だった」と言えるお買い物は何ですか?

たいていの方は、住宅や自家用車が。
都会に住み、「家もクルマも買わない」という方なら、結婚式の費用やドドーンと海外旅行した時の旅費あたりも候補になるでしょうか。

こうした「大型出費」には、多くの方が時間をかけて、慎重に考えます。

  • 1円でも安く買えないだろうか?
  • 自分の視界に入ってこない「より良い商品」はないだろうか?
  • もしかして、騙されてやしないだろうか?

などなど。

ですが、購入から10年後、それらの決断はあなたの人生にどれほどのインパクトを与えているでしょうか?

目次

高額商品は、どれを選んでも同じ?

さて、ここで私の昔話をおひとつ。
私がまだ若かりし頃、独身だった時の話です。

当時、私が住んでいた場所は、クルマが文字通り「生活の足」でした。
「車庫に停まっているクルマの台数を数えたら、18歳以上の人が何人、住んでいるかが分かる」と言わしめるほどの普及率です。

大学を卒業して就職した私も、当然のように自動車で通勤していました。
最初は妹からローンの残債ごと譲り受けたクルマで、社会人デビューを果たした私。
(ふたつ年下の妹は高卒で就職したので、彼女のほうが社会人になるのが早かったんです。お姉ちゃん、ただの穀潰しであるよ)

そんな情けないお姉ちゃんな私でしたが、ローンも無事に払い終え、「自分のクルマ、ほしいなぁ」と思い始めていたのです。

大学時代の先輩が自動車販売店に就職していたのを思い出し、連絡を取ったところ、「私、経理部だからクルマは売れないんだよね」と言われ。
「代わりに」と、営業さんを紹介してもらいました。

そんなこんなで、ショールームに出向いた私。
いろいろと説明を受け、「この車種が良いかと思いますよ」とおすすめされ。
そして偶然にも、その車種が展示されていたのです。

そこで私が取った行動は、展示車を指さして
「じゃあ、これください(ニッコリ)」
営業さん、ドン引きでした(苦笑)

今でもこの営業さんとはお付き合いがありますが、時々、擦られます。

当時の私が思っていたこと。
それは「どうせ払うなら、どれでも同じ」
「クルマ」というアイテムが、高額ながらも生活必需品であったからこその発言でした。

どうせ買うなら、さっさと決めてしまう。
「迷う時間こそ、もったいない!」というわけです。

ここまでは、当時の私も見抜けていました。
ただ、この買い物構図には奥にもう1枚、隠された仕掛けがあり、そこまでは理解できていませんでした。

ですが、結果として、この買い物は「大正解」だったのです。

高額なお買い物については、以前も触れました。
よかったら、こちらも一緒に読んでみてくださいね。

本当に怖いのは、小さな「穴」

で、先ほどの話の続きです。

ショールームで指さしたクルマ、当時の価格で230万。
今でもそうかもしれませんが、当時25歳の独身OLが出せる金額ではありませんでした。
「当時、ガソリンが1Lで100円を切っていた」といえば、地域差はあれど物価の差はつかめるかと思います。

で、この230万を、私は現金一括、キャッシュで支払ったのです。
これまた、かなり珍しい客だったようで、ここでもまた営業さんビックリ!です。
「ローン、組まなくてもいいの?大丈夫?」と、ていねいに確認してくれました。

なぜ就職して3年目、まだまだひよっこOLだった私が、そんなにお金を貯め込んでいたのか?

その理由は、ひとえに「小さな穴」を徹底的にふさぐ暮らしぶりだったことにあります。

梅野里香・独身時代の暮らし
  • 1週間のお小遣いは5000円、まとまった金額を使いたい時は3日は考えていた
  • 残業が多く、平日に飲みに行ったりしない(そもそも、クルマ通勤なので無理!)
  • 自宅から通勤し、お弁当を持参(母には大感謝!です)
  • 生命保険には入らない(起きるかどうか分からないアクシデントに備えるなんて、バカバカしい!)
  • 当時の交際相手(今の夫)と会う時も贅沢はせず、どちらかの家(たいていは夫の実家)で過ごすだけ

そりゃあ、お金、貯まりますよね!

ですが、周りの友達は、私ほどお金を持ってませんでした。
「どうしてなの?」と思って話を聞くと、私とはまるで違う生活ぶりが浮かび上がってきました。

毎日のコンビニ通いが習慣化
平日は接待で飲み会三昧
ひとり暮らしで、生活費がかさむ
よく分からないまま、勤務先に出入りする生保レディから勧められた生命保険に加入
デートのたびに2万、3万と使ってしまう

聞き取り調査の相手が男性ばかりなので、内容に偏りがありますが。
(経済学部卒なので、圧倒的に男子学生の方が多かった!)
ですが、女友達も似たようなものだったと記憶しています。

これこそが「穴」の正体。
知らない間に私は「穴」をきっちり塞ぎ、その上を何度も踏み固めていたようです(笑)

日々の出入りはきっちり管理、大型出費は気持ちよく出す!

今日は徒然なるままに、お金の使い方について綴ってみました。
まとまりの感じられない記事になってしまいましたが、「あー、あるある」と思っていただける内容ではないでしょうか?

100万単位の大きな出費は、否が応でも考えます。
絶対に失敗したくないですから!

でも、毎日のコンビニやカフェは、どうですか?
何となく、お財布やスマホからお金が流れ出ていないでしょうか?

これらの小さな「穴」こそが、あなたの克服するべき「対象物」です。
さてさてあなたは、この小さいけれども手強い相手に、どう対峙していますか?
あなたはしっかり「管理」できていますか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
・生き方
・考え方
・働き方
・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

名前や肩書きより、考え方そのものに興味を持っていただけたらうれしいです。

→詳しいプロフィールはこちら

目次