ちょっとした遊び心で、気になるタイトルを付けてみました。
今は「?」だと思いますが、最後まで読むと「そういうことね」になるかと。
今から20年ほど前、私は勤めていた会社を退職しました。
直接の辞めた理由は、会社に行けなくなったから。
結婚後、半年が経過していました。
(このあたりのアレコレは、いずれちゃんとプロフィールページに書きます)
とはいえ、近い将来に退職する未来は見えていて、1年か2年、時期が早くなっただけというのが当時から持ち続けている私の感覚です。
- 基本、残業ありきの職場
- 夫も私と同じ会社、同じ部署にいる
- 定時が終わる頃に、「今日は深夜残業」と決まる(で、拒否できない)
「私が残業する日は、夫も残業する日」だったので、
「とてもじゃないけれども、子育てできないね」
これが夫婦の共通認識。
で、私が退職するというのが既定路線でした。
そして、最も深刻な問題だったのが、育児休業制度。
服務規程で定められた育休期間が、たった3ヶ月しかなかったんです!
(あと、とある事情により、この制度を使うのに憚りがあった)
こうして書いてみると、いくら20年ほど前とは言え、旧態然とした会社だったんだなと分かります。
さて、ここからが本題。
「育休ママ×副業=ズルい?」を紐解いていきます。
イマドキの育休ママは、こんなことを考えている
どこかですでに書いたかもしれませんが、私の本業は、ある意味、育休中のママに会って話を聞くことです。
具体的には、「職場復帰の前に、違う仕事を立ち上げたい」
平たく言えば「副業を始めたい」です。
大企業の人事部に所属する方が聞く人数くらいは、育休ママからの「生々しい声」を聞ける立場です。
(人事の人に「私、副業したい」なんて、そもそも言いませんしね)
育児休業中なのに、どうして彼女たちは副業に興味を持つのか?
理由はいろいろありますが、ひとつにまとめると「将来への漠然とした不安」
特に金銭面での不安を持つママが多いです。
- 学校から帰ってきた子どもに「おかえり」が言えるママになりたい
- 堂々と会社を休める今のうちに、自宅でできる副業を始めておきたい
- 職場に復帰したら、会社の仕事は時短勤務でミニマムに、夜や休日は育休中に始めた副業タイムに
- あわよくば副業が大きく育ったら、「こんな会社やめてやる!」と、内心、思っている
以上が、何百人もの育休ママに話を聞いた「まとめ」
これを読んで、あなたはどう思いますか?
育休ママって、本当にズルいの?
会社に在籍しつつも副業を始めて、いつかは会社を辞めたいと思っている。
こんなヤツが大きな顔して育休を取るなんて、ズルい!
そう思う方もいるかもしれません。
(特に人事関連の方や、育休ママの仕事を押し付けられた方は、ね…)
あなたのその感情を、私は否定しません。
でも、私の意見は、少し違います。
自分自身が育休制度を実質、封じられていたので、本音を言えば「虫がいいよね、それ」とは思います。
なのだけれども、彼女たちの必死さも知っているので、一概に「それ、迷惑だよ」とも言えません。
「自分が使えそうな材料をすべて生かして、自分と子ども(あと、ついでに夫)が幸せになるために、私はどう行動すればベストなのか?」
この質問に対して出した答えが「育休中に副業を始めるのがベストだ」であるママが、最近になって増えただけ。
産休期間も合わせると、1年半くらいは「会社の仕事から離れられる期間」があるのですから、副業が始められて、ある程度は稼げそうな気がするのでしょう。
ですが、ここで「事実」のお知らせです!
この思考のもとで副業を始める育休ママの大半は、「何もできないまま時間切れ→時短で職場復帰」ルートです。
なので、先ほどムカついたあなたも、どうぞご安心ください。
どうせ子育て中の副業なんてそう簡単に始められませんし、始めたとしても言い訳ばかりで成功しないので。

他人の行動を見る前に、まずは自分を律することから!
オイシイところだけを持っていこうとしているように見える、育休中に在宅ワークを始めようとするママ。
あなたにとっては腹立たしい存在かもしれません。
でも、ここで考えてほしいのです。
育休ママの身勝手に見える行為をあなたが気に留めたとしても、何も変化はありません。
いいえ、むしろ「あなたの貴重な時間を浪費させてしまった」点においては、明らかにマイナスです。
育休中に副業を始めようとするママについて、明確に注意を払う価値があるのは、
育休ママの家族(夫、子ども)
育休ママが在籍する会社の人事担当、および直属の上司
言い換えると、育休ママの行動で直接、被害を被る人だけです。
大半の方にとっては、育休中に副業を始めようとするママのことなんて、どうでもいい存在ですよね。
あなたにとって何の影響もない赤の他人のムカつく行為に目くじらを立てるくらいなら、あなた自身を向上させることに、時間と気持ちを使いましょう。
その方がずっと建設的ですし、将来のあなたも喜ぶはずです。
育休ママの副業、結構多いです。
そして当たり前ですが、本人は会社に言わないです。
もしもこの記事をご覧になった人事担当の方で、「育休を取得後、復帰前に退職する女性社員」にお困りの方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
ご相談に乗れるかと思います。

