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とある主婦が、苦手な家事から「解放」されるまで

今の私には、様々な役割があります。

  • 小さい会社の社長
  • 起業塾の講師
  • 子どもの母親

中でも最も苦手であり、最も時間を使っている役割があります。

それが「主婦」です!

目次

私は母には勝てない・・・

子どもの頃からずっと、私は家事に嫌悪感を持っていました。
その理由は、母と家事の関係性です。

朝は誰よりも早く起き出し、フルタイムの会社員をしながら夕方の5時過ぎに帰宅したかと思えば、6時過ぎには夕食が出てくる。
(ちなみに、すでにお風呂にも入っている!どうなってるの?)

疲れ果てているのか、夕食は父と一緒に晩酌をしながらダラダラと過ごし、夜ふかしとまでは言わないが、それなりの遅い時間に就寝する。

こんな母を見て私が思ったのは

「いや、これは私には無理!」
「料理も裁縫も敵わないし、洗濯はやり方さえ分からない」

という敗北感。
(ちなみに、独身時代は裁縫でお給料をもらっており、私が小学生の頃は自分でスーツを仕立ててました。そもそも勝てるはずがない!)

と、同時に
「勝てないなら、私がやる意味はない」と。

つまり、負けず嫌いだったんですね、私は(苦笑)

家事が苦手なのに、家事を担当することに!

そんなこんなしているうちに結婚し、必然的に家事担当となりました。
当然、家事初心者のままだったので、夫に教わりながら少しずつ家事に慣れていく日々です。

夫は学生時代にひとり暮らしを経験済みだったので、当時の私よりも100倍、家事に長けていました。
(今でも、そうかもしれない)

ここでも、母に引き続き、夫にも完敗!
ますます家事が嫌いになっていきました。

そして、結婚してから半年後、新卒で入社し、6年と少し勤務した会社を退職することに。
しばらくは働くつもりがなかったので、家事の負担はほぼ100パーセント、私の手元にやってきました。

「あーあ、嫌だなぁ」
「でもさすがに、家にいるのに家事をまったくしないのは、問題ありだよね」

というわけで、渋々、家事に取り組む生活がスタートしました。

え、まさかの・・・

こうして家事をやるようになった私。
ですが、そんな私を嘲笑うがごとく、予想外の展開が待ち受けていたのです。

その出来事とは「病気ではないが、一歩も動けなくなる」
具体的には、妊娠、そして入院を伴うつわりでした。

「人生であれほど辛く苦しい時期はなかった」と言い切れるくらい厳しかった2ヶ月を経て、ようやく体調が上向きに。
また動けるようになったので、再び家事に取り組む毎日となりました。

「もうすぐ子どもが生まれると分かっている」
「めちゃくちゃ忙しくなるのは間違いないから、今のうちに家事をどうにかしておきたい」

最初は義務感から。
やがて、この「義務感」は「家事の研究」へと、姿を変えていきます。

「家事の工夫って、もしかしておもしろいかも?」

そう思えるようになってからは

  • どうすれば手順をカットできるか?
  • どうやって伝えたら、家事を代わりに(夫が^^)やってくれるのか?
  • やらなくても問題がない家事は、あるだろうか?

こんなことばかり考える毎日へ。

さらに、「こうかもしれない」とためした手法が大当たりだと、「達成感」というギフトをもらえるのです。
一気に病みつきになりました。

家事の楽しさは、人それぞれ

こうして私は、家事の奥深さを感じられるようになりました。
なのですが、家事が得意になったわけではなく、むしろ今でも苦手意識が残っています。
そして、やっぱり家事は嫌いです(苦笑)

そんな私だからこそ、家事情報を発信する価値があると思っています。

なぜなら、今、世の中に出回っている家事に関する情報は、家事が得意な人の目線にかたよっているから。
心底、家事をやりたくない私の情報は、どうにかして家事から逃げたい「あなた」のお役に立てると確信しています!

というわけで、これから先は定期的に家事に関する「グランドルール」も発信していきます。
このブログの目的は本来はこちらだったので、期待してお待ちくださいね!

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
「オンライン秘書」という、少々、変わったお仕事をしています。

こちらのブログでは、「グランドルール」と題して
・生き方
・働き方
・人間関係
の「心地よさ」をテーマに発信しています。

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