人生を軽くする「事実を見る」習慣 – その思い込みは「事実」ですか?

昨日、自分を知るための方法として「他人にインタビューする」手法について解説しました。

今回はこちらの記事の派生として、事実ではなく「解釈」で生きてしまう私たちのクセについてお話します。

少し耳に痛い話も出てくるでしょう。
ただ、最後まで読めば、あなたが見ている「景色」がクリアになるはずです。

目次

人間が持っている、思い込みを発生させる特徴とは?

さて、あなたはこんなフレーズを耳にしたことはありませんか?

人間とは、自分が見たいものしか見ない性質を持っている

よくある例としては

朝、出勤した時、同僚に「おはようございます」とあいさつしたら、無視された
→いつもはにこやかに返してくれるのに、どうして?
→もしかして私、何か嫌われるようなこと、しちゃった?

ありますよね、こういう場面。

でも、後々、分かったのは

実は朝、家を出る前に奥さんとケンカして、めちゃくちゃ落ち込んでいた
→あなたがあいさつしたことに、気づけなかった

という、あなたには1ミリも関係ない出来事が理由でした、というオチ。

ここで同僚に「ねえ、どうして?」と確認しなかったとしたら。
もしかしたら、この日の「あいさつ、無視された」事件がきっかけで、不仲になるかもしれません。

以上が「人間は見たいものしか見ない」の典型例です。

私たちは事実を確認して傷つくよりも、事実に触れずにそっとしておく。
つまり「解釈」を選びます。
そして「選んだ解釈」を、いつの間にか「事実」として扱ってしまう。

この一連の流れが、思い込みの生まれる瞬間です。

事実を知るために、私たちができること

先ほど例にしたシーンで起きていたのは、「嫌われてしまった私は、かわいそう」と自分で自分を慰める動きでした。

  • 事実:奥さんとケンカして、落ち込んでいた
  • あなたの見たい「景色」:自分は何もしていないのに、一方的に嫌われた

文字で見れば「え、そんなバカなことある?」かもしれません。
ただ、実際には、こうした誤解が毎日、数多く発生しています。
勇気を出して「どうして?」と確認するだけで、本当の事実が分かって安心できるというのに、です。

これこそが、人生を重苦しくする思考パターン。
そして、この重さの多くは、事実ではなく「思い込み」から生まれているのです。

ではここからは、私が意識して事実を知るためにやっている行動を3つ、紹介します。
あなたにとって簡単にできることから、始めてみてください。

「事実」を知る習慣・その1:人に聞く

これは冒頭で紹介した昨日の記事に、やり方をくわしく解説しました。
なので、今回は省略します。

ちなみに、私にとってはこの方法が最もハードルが高いです。
「私の人見知りは、もう治らないもの」と、諦めています(苦笑)

「事実」を知る習慣・その2:反対意見に、意図的に触れる

あなたには様々な主義主張があるでしょう。

  • 何と言っても食事は、和食が一番だよね
  • 子供は親の言うことを聞くのが当たり前
  • これからは英語くらい話せないとダメ!

こういった「私はこう思ってます」を整理した上で、わざと真逆の意見を持つ人の情報に触れるのです。

最初は見たくもないでしょうし、我慢して触れたところで嫌な気持ちになるかもしれません。
ですが、1回あたりの分量は少量で構いませんので、何回も触れてください。
そのうち、反対意見の摂取に脳が慣れてきて、冷静に情報と向き合えるように変化していきます。

ここまで来れば、あとは「で、どっちが正解?」を、改めて考えましょう。

考えが変わっても、そのままであっても、どちらでもOKです。
大事なのは「自分の解釈は、絶対ではない」と体感することですから。

「事実」を知る習慣・その3:生成AIを駆使する

最後はイマドキの超・便利アイテム、生成AIの登場です。
ここでご提案したい方法は、2種類あります。

ひとつめは、生成AIに自分の意見を入力して、論破してもらうこと。
生成AIと一緒に「その2:反対意見に、意図的に触れる」に取り組む、と考えてください。

実は1週間ほど、このブログの書き方を少し変えました。
以前は「書く→誤字脱字チェック→投稿」でしたが、今は「書く→AIに添削してもらう→投稿」です。
自分の文章のクセや話の運び方など、様々な「!」がありました。

先月の記事と読みくらべていただければ、違いがハッキリ分かるはずです。
明らかに、事実に基づいた内容へと進化(ほんの少しですが)しているはずです。

そして、もうひとつは複数の生成AIにまったく同じ質問をすること。
実際にやってみた結果をこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

いつの間にか背負った「荷物=思い込み」は、サクッと降ろそう!

人間はビックリするくらい、独りよがりな思い込みで自分の世界を形作っています。
途中で出た会社の同僚との場面は、まさに思い込みの典型例です。

このような思い込みに、あなたは今後も人生を支配させますか?
それとも「事実をちゃんと見たい」と、決意を新たにしますか?

事実を知るのが怖いのは、確かでしょう。
その一方で、取り越し苦労という言葉があるくらい、事実と思い込みの間には大きな差があります。
ここでの問題は、私たちが事実と思い込みの間にある「差」を確認しないことです。

今、あなたが「もっと軽やかに生きたい」と願うなら、事実を知ることを怖がらないでほしい。
事実を知り、事実を出発点にして物事を考えて決めることこそ、あなたの人生から重荷を降ろすことができる有効な方法なのです。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅で仕事をしています。

このブログでは、「持続可能な現実的な生き方」をテーマに
・生き方
・考え方
・働き方
・人間関係
について、「こうあるべき」ではなく、実際に起きたこと、考えたことをもとに書いています。

名前や肩書きより、考え方そのものに興味を持っていただけたらうれしいです。

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