得られる収入に対して高い商品やサービスの購入を決める時、あなたは何を考えますか?
決める基準は、どこに置かれていますか?
「高いから」と延々とリサーチばかりする人。
「失敗したら嫌だから」と、何年も悩み続けて、結局は買わない人。
「どうせ考えても時間の無駄だし、どうせ買うんだから」と、最初に目についたものをパッと買う人。
様々でしょう。
ですが、あなたが大量の時間と気持ちを使って手に入れた「お金」
もっと大切に、満足できるように使いたいですよね!
ここから先は、高額な商品やサービスとしてよくあるアイテム別に、「私はこうしています」を解説します。
どこか必ず、あなたと違う点があるはずですので、「ふーん、こういう人もいるんだな」と思っていただければうれしいです。
住宅:家族の意向だけ気にすればOK!
これに関しては、たいていは以下の4択になるかと。
- 持ち家×一戸建て
- 持ち家×集合住宅
- 賃貸×一戸建て
- 賃貸×集合住宅
住居選びに関しては、育ってきた環境やお住まいの地域の「家って、こんな感じだよね」という空気感で選びがち。
あと、一緒に住む家族の意向も無視できません。
家族の考えを重視する必要はあるでしょう。
それこそ、家族とは毎日のように顔を合わせるのですから、お互いが納得できる形にするべきだと私は考えます。
一方で、それ以外の要素は無視してOK!
「周りがみんな新築一戸建てだから」といって、「じゃあ、うちも」となる必要は、どこにもありません。
「持ち家 vs 賃貸」という図式は、単純化されすぎである。
この一文を頭に入れた上で考えていくと、「こんなはずでは…」となりにくいです。
自家用車:目的
お次は自家用車。
この文章を書いている「私」の前提が必要だと思うので、置いておきます。
- 最寄りのスーパーまで3キロ
- 最寄りのコンビニまで1キロ(セブンに行くなら2キロ弱!)
- 会社員の半数ほどは職場までクルマ通勤、残りの半分は最寄り駅までクルマで移動
- 車庫にあるクルマを数えたら、大人が何人いるか?ほぼ分かる
- とりま、高校を卒業したら免許は取る→そしてクルマを買いたがる→で、買う(笑)
- 高校の3年間、「毎日、クルマによる親送迎」が普通に行われている
こんな感じです。
田舎に住んでいるのが、よく分かりますね(苦笑)
私のケースは「普段の足として」という目的があるので、クルマ所有がOKなパターンでしょう。
一方で、都会のど真ん中に住んでいて、「5分に1本、地下鉄あります」だとしたら。
「クルマ、持たなくても良いよね」に流れるのが、妥当ではないでしょうか。
自家用車は実用品であり、消耗品である。
当たり前ですが、これが私の持つ考えです。
進学費用
お子さんがいらっしゃる方にとって、進学費用は頭を悩ませる問題ですよね。
早い方なら幼稚園から始まり、おおむね大学、大学院が進学費用の「ゴール」となります。
その間、選んだ学校によっては多額の費用が発生しますし、学習塾代だって馬鹿になりません。
進学費用は親が全額、用意してあげたい。
これが本音ではあるでしょう。
で・す・が!
今のご時世、それはとても難しいと思わざるを得ません。
胸に手を当てて、考えてみてください。
お子さんがどんなに突拍子もない進路を希望したとしても、あなたのお給料でカバーできますか?
と、いうわけです。
ここは親子で話し合い、無理のない範囲で進学してもらうのが得策です。
選んだ学校によって進路が閉ざされるケースは、専門職や専用の資格が必要な場合を除いて、ごくわずかですから
保険
今までの項目は、割と長めに書いてきました。
で、それぞれの項目について、さらにくわしく別記事に書く予定。
ただし、保険に関しては言うことがほとんどないので、この記事で書き切ります。
- 生命保険:不要
- 損害保険:入らなければサービスを受けられないもののみ、必要最低限で加入
入院時は貯金と公的保障でほぼ賄えるので、生命保険には入らなくてよいです。
「いざというとき貯金」をお給料の半年分、持っておけば十分ですね。
もらったボーナスを1回分、全額貯金すれば、確保できるでしょう。
損害保険に関しては、いくつか入っておく必要があります。
- 自動車を持っているなら、任意保険(車両保険は不要)
- 賃貸に住んでいるなら、火災保険(加入しないと貸してもらえない)
- 住宅ローンを借りているなら、火災保険と地震保険(ローンが組めない)
これ以外で「保険、入っていてよかった」となるシーンを、私は思いつかないのですが…
あなたはどうお考えですか?
高額商品、サービスは必要な分を、必要な時にだけ買う
「高いから」といって必要な物さえ買わないのは、違います。
ですが、無駄遣いがNGなのは言うまでもありません。
結局は、
「必要なら、しっかり吟味して買う」
「不要な物は買わない」
という、ごく当たり前で常識的な結論にしか、たどり着きませんでした。
で、途中でチラッと触れましたが、住宅とクルマ、進学費用については、後日改めて記事にします。
我が家の「こうしました」も公開しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
