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「床に物を置かない」には、家事の時短をはじめとした様々な効果がある

私は家事の中でも、特に掃除と料理が嫌いです。
とはいえ、料理はやらないとお腹が空いて自分が困るので、嫌々ながらもやります。

一方で、掃除は多少、後回しにしても大きな影響がないので、どうしても後回しになりがち。
気がついたら「え?もう1週間も掃除機、かけてないよ!」になったこともありました。

そんなだらしない日々を経て、今の私は多少なりともマシにはなりました。
いろいろな工夫をしているのですが、基本中の基本として、どのご家庭にもおすすめできる対策があります。

これこそが、今から解説する「床に物を置かない」です。

目次

床の役割

住まいにおける「床」の役割を、あなたは考えたことがありますか?
ほぼすべての方が「そんなこと、考えたこともない」でしょう。

ですが、床の役割を正しく認識し、正しく使っているかどうかを簡単にチェックできる質問があります。

その質問とは

ご自宅の床に、直置きされている物は何個、ありますか?

さて、どうでしょう?

部屋をぐるりと見渡してみて、ひとつでも床に何か置かれていたらアウト!
あなたは床の役割を間違って理解しています。

床の役割を、私は「家電や家具を置くための場所」と設定しています。
ですが、実際はこうなっていませんか?

床の使われ方別・評価ポイント
  • OK:家電、家具が置かれている(冷蔵庫、洗濯機、机やイス、タンス)
  • グレーゾーン:収納グッズ、「とりあえず入れる」用のカゴやボックス
  • NG:脱ぎ散らされた靴下、置きっぱなしのバッグ

こうして実態を考えると、床の扱いが悪い人が多いことが予想されますね。

どこまでを許容するか?

先ほど、床の使い方を「OK、グレー、NG」の3つに分けました。
理想は「OK」の状態にすることでしょう。

ですが、日々の生活は、毎日のように変化します。

朝はスッキリ片付いていたけれども、夕方にはいろんな物が持ち込まれて、床は足の踏み場もなくなっていた。
こんな場面を避けることはできない、と思った方が気が楽です。

というわけで、今の私は床に対してこんな運用方針を設定しています。

床の運用方針・私の場合
  • できるだけ「OK」の状態をキープする
  • 家族が物を持ち込んだ際は「グレー」を許容する
  • ただし、24時間以内に「OK」に戻す

床が乱れてしまった時のルールが明確だと、家族(自分を含む)に対してイライラしません。

「明日までに元に戻せばいい」
この1文が頭にあるのとないのとでは、気持ちの余裕がまるで違うのです。
どうせ、多少、散らかっていても大きな問題には発展しないでしょうから。

床に物がない生活は、とにかく掃除が楽!

本当はこれが言いたくてこの記事を書き始めたのですが、この一言で終わってしまうので何を書こうか、ちょっと迷ってます。

床に物がないと、掃除機をかける時も、ワイパーを使う時もストレスがありません。

「床に物がある→移動させる→掃除する→(場合によっては)物を元に戻す」
この一連の動きは、時間としてはそれほど差がないかもしれません。
でも、あなたが思う10倍は気持ちを消耗させています。

あと、掃除道具や方法の選択肢が多くなるのも見逃せないポイントです。

今の私は、お掃除ロボットに床の掃除を任せているのですが、これは床に物がないからできること。
「お掃除ロボットって使いにくい」と言っている方の話を聞くと、ほぼ間違いなく「床に物が置きっぱなし」です。
この種類のお悩みを聞くたびに「もったいないなぁ」となります。

「時間がない」を手っ取り早く解決できる方法が、床の使い方を変えること

また後日、書きますが、掃除に使う時間は最小、最低限にするのがマストだというのが私の意見です。
今回は基礎編、最初に取り組むと良い行動と習慣として、「床に物を置かない」をテーマにしました。

「掃除するのがめんどくさい」と思っている人の9割以上は、床に物が置かれています。
また、床に対して「グレーゾーン」の使い方をしているケースも多いです。

さらに、掃除の時短だけではなく「床に物を置かない」効果は、まだまだたくさん!
得られる効果については少しずつ書いていきますので、次をお待ちいただけるとうれしいです。

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
2010年から在宅でお仕事をしています。

こちらのブログでは、「グランドルール」と題して
・生き方
・働き方
・人間関係
の「事実」をテーマに発信しています。

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