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子育てママの在宅ワークや副業、本当に必要なのか?

仕事の一環として、子育て中のママさんと話すことが多いです。
その内容は、ほとんどすべてお金のこと。

「大学進学に備えて、教育費を貯めたい」
「老後の不安を解消するためのお金がほしい」
「自分が使えるお小遣いがないんです」

で、口を揃えて、こう言うのです。

「自宅で副業できたらいいなって思うんです」

目次

何かを選び、何かを諦める

お金がほしいのは間違いない。
ただ、子どもとの時間を大切にしたいから、就職するのは嫌だ。

その気持ちは、よく分かります。
なのですが、そんなに都合よくうまくいくのは難しいです。

全部を手に入れようとするなら、険しい山を登らなくてはならない。
それならば、本当に大切なものを選び、優先順位が低いものはとりあえず今は諦める。
「これでいいのでは?」と、私には思えます。

一度ですべてを実現しなくてもいい。
5年、10年かけて、ひとつずつクリアしていく。
少しずつ進めていけば、大学進学の頃にはある程度の資金が確保できているかもしれません。

子育てママは、本当に「働きたい」のか?

たくさんのママさんと話をしてきて、私が思うこと。
それは、心の底から「働きたい」と願っている人はほぼゼロであること。

「お金がほしい→だから働く」
ママさん達の頭の中では、このような図式が成り立っているように見えます。

ですが、働きたくないのなら、別に働かなくてもよいのでは?
子どもが大きくなり、手が離れてからバリバリ働く方法もあります。

ママが働かなくても問題ない事例:大学進学

お金を貯めなくても大学に進学することは、十分に可能です。
医学部や芸術系など、膨大な学費が必要な進路を幼いうちから考えているのでもない限り、教育費はどうにかなります。

たとえば

  • 進学時に準備できた資金の範囲内で可能な進路を選ぶ
  • 足りない分は奨学金を借りる
  • 返済しなくてもよい奨学金の情報を調べて、獲得する

といった方法があるのを知っていますか?

これら3つの方法をすべて利用して、我が家では大学進学を果たしました。

「手元にある資金で進学できないなら、進学できません」
このセリフを、小さい頃からずっと言い聞かせて育ててきました。
結果、国公立大学に見事に現役で合格し、卒業までずっと成績上位者として過ごすことができています。

「お金がなければ、進学できない」は、嘘です。
工夫次第でどうにでもなることを知りましょう。

子育て中の在宅ワークや副業は、よく考えてから!

これまでに数百人の子育てママから、在宅ワークや副業の相談を受けてきました。
その中で、実際に自宅で働いて一定の収入を得られるようになったのは、ほんのわずかな方だけ。
全体の10パーセントもいなかったのは、間違いありません。

つまり、子育てしながら自宅で働くのは非常に難しいと言えます。
「家で働く」は諦めて、パートに出た方がずっとよいというのが、私の考えです。

何かを選ぶなら、何かを諦める。
ほしいものを全部を手に入れようとするから、苦しくなる。
本当に大切なものを見極めて集中すれば、選んだことを実現できる可能性が高くなる。

覚えておいて損はないと思うのですが、あなたはどう思いましたか?

本音では働きたくないのなら、人生のうちの数年間くらいは家にいるのもよい生き方です。
挫折する可能性が高い在宅ワークにわざわざチャレンジして、失敗して落ち込む未来を、あなたはお望みですか?

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この記事を書いた人

地方に住む、普通の主婦。
「オンライン秘書」という、少々、変わったお仕事をしています。

こちらのブログでは、「グランドルール」と題して
・生き方
・働き方
・人間関係
の「心地よさ」をテーマに発信しています。

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