あなたは「PDCA」というタスクの進め方を知っていますか?
「聞いたことあるけど、そういえばどういう意味なの?」という方のために(そして、私自身のために)定義を調べてきました。
引用
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。
「PDCAを高速で回せば、ありとあらゆることが実現できる」
そんなフレーズを耳にしたことがある方も多いでしょう。
ですが、私はこの「PDCA」に異を唱えます。
なぜなら、自分自身が今、この場所に立っているのは、様々な偶然の積み重ねがあったから、と自覚しているからです。
今の「私」ができるまで
現在、私はWeb上で様々なサービスを提供している、個人事業主です。
サービスには複数の系統があり、対個人向け、そして対法人向けの両方があります。
このスタイルに落ち着いてから10年以上が経過しましたが、最初からこの立ち位置を狙っていたわけではありません。
専業主婦だった「モヤモヤ期」
結婚してすぐに会社を退職し、モヤモヤした気持ちで8年間、専業主婦をしていました。
子育てに専念できた楽しい時期でもありましたが、自分が社会から取り残された感覚を強く持ち続ける日々は、決して楽なものではなくて。

そんな中で始めたのが、当時「パソコン1台で稼げる」という呼び名の高かった、アフィリエイトだったのです。
実際にはそんな甘い話などあるはずもなく、まったく稼げませんでした。
最大でも月に3,000円くらいだったと、記憶しています。
なのですが、この時期に習得した
ドメインを取得して、レンタルサーバーを借り、MovableTypeを立ち上げる
「これほしい、買いたい」と思ってもらえる文章を、自分の頭をひねって生み出す
毎日、決まった時間にパソコンに向かうために、家事を超・効率化する
といったスキルが、次の展開へと大いに役立つことになります。
資格に頼ろうとした「権威依存期」
こうして8年が過ぎた頃、私ははたと気づきます
「このままじゃあ、一生、稼げない」
と。
そこで始めたのが、自分が今、持っているすべてを表に出す行為です。
具体的には「個人ブログの運営」
アフィリエイトで散々、文章を書き倒していたからこそ選べた道でした。
実はあなたがご覧になっているこのブログには「前身」に当たるブログがあります。
そのまたさらに「前身」になるブログを書き始めたのが、このタイミングだったのです。
当時、始めたブログの内容も、このブログと似たりよったりの内容。
時間管理や家事の効率化、物事の捉え方についてでした。
今でもなお、十分に通用する記事が多数、残っています。
毎日のようにブログを書き続け、3ヶ月ほど経過した時に至った結論が
「そうだ、資格を取得しよう」
そこから半年間ほどをかけて、資格をふたつ、取得しました。
資格に頼らず、自力で営業~今に至る
急に話の展開が雑になって恐縮ですが、大切なお客様にご迷惑がかかる可能性があるので
(あるいは、長くなりすぎて本が一冊、書けてしまうので)
今回は結果だけを駆け足でお伝えします。
資格を活用して仕事がもらえると思ったのですが、ものの見事に撃沈!
「資格取得に使ったお金を取り戻そう」と考えた私は、書いたブログを片手に人に会いまくりました。
その結果、頼まれたのが、今の事業につながるご依頼です。
毎日、決まった時間に8時間ほど稼働ができる、持続性への高い信頼。
ドメインやサーバーの利用、ブログ執筆の実績から伺える、Webツールへの適応力。
そして、何よりも、必要とあらば四の五の言わずに行動できる機動力の高さ。
これらを評価いただいた上での起用でした。
PDCAなんて、絵に描いた餅に過ぎない
さて、ここまでを読んでいかがでしたか?
単なる偶然、ラッキーと片付けることもできるでしょう。
「たまたま、うまくいっただけ」と言われたら、私はあなたに反論する根拠を持ちません。
でも、ここで考えてほしいのです。
ベストな計画を立てることばかりに終始して、何も行動しなかったら?
「計画に含まれていないから」と、目の前のチャンスを逃してばかりだったら?
これ、もったいないですよね!
また、素晴らしい実績をお持ちの方がよく口にするセリフに
たまたま、運が良かったのです
出会う人に恵まれていただけです
軽い気持ちで始めたら、うまくいきました
といった、偶然性と計画外の行動に関連するものが多いですよね。
後から知ったのですが、これは「プランド・ハップンスタンス」という、れっきとした理論だそうです。
この事実からもPDCAの限界を感じてしまうのは、私だけでしょうか?
計画を立てて実行し、評価をして改善していく。
この動きを延々と繰り返すやり方も、良いでしょう。
ただし、それは「実行できれば!」という条件付きです。
あなたはコツコツとPDCA、回せそうですか?
それとも「いや、私には無理です」でしょうか?
「絵に描いた餅」は、一生かけても食べることはできません。
この事実を、今一度、噛み締めていただきたいです。
