「節約したいなら、固定費の見直しをするべし」
よく耳にするフレーズですよね。
あまりにも聞く回数が多すぎて、あなたはもう飽きているかもしれません。
これほどまでに言われるということは、確かに「正解」ではあります。
とはいえ、こんなことを思いませんか?
固定費部分をキープしたいから、他の方法が知りたいんだよ!
あなたの本音がこれならば、続きを読んで損はありません。
家計で言うところの「固定費」とは?
家計を管理する上で、一般的に「固定費」とされる項目には、このようなものがあります。
- 住居費(住宅ローン、家賃、共益費)
- 通信費(スマホ、インターネット)
- 自動車関連(自動車ローン、自動車保険、車検代)
- 保険料(生命保険、火災保険、地震保険)
- 税金(固定資産税、自動車税)
人によっては発生しない項目もあるでしょう。
また、最近だと各種サブスクの料金も固定費とされることもありますが、私は違うと思っています。
(理由は後で説明します)
これらの固定費を削減することで、節約は実現できます。
ですが、それって現実的でしょうか?
今、住んでいるマイホーム、売るのは大変なんだよね
スマホがガンガン、使えないのは嫌だ!
せっかく買った新車、残クレだから手放せない
保険は安心料!あと、付き合いで入ったから、解約は気まずい
と、こんなことを思った結果「でも、固定費は削れない」となっているのでは?
その感覚、大事です!
あなたにとって大切なものを、大切にする。
そのために「お金」はあるのですから。
なのですが、現実問題として収入が不足しているのなら、何かの手を打つ必要はあります。
家計の出費を削るには「無意識」を洗い出せ!
以前に「家計の入出金記録は、家計簿アプリで管理するのがおすすめ」という記事を書きました。

3ヶ月くらい記録をすれば、おおよその傾向を把握するのに十分なデータが溜まっているはず。
今回はこの「溜まった記録」を眺めることから、スタートします。
明細をザーッと、スワイプしながら確認しましょう。
チェックしながら、この条件にひとつでも当てはまる明細をピックアップしてください。
- 後で考えたら、そんなにほしくなかったかも?
- これ、買ったけど使わなかったなぁ
- このサブスク、契約してるけど、全然、使ってないぞ!
- あーあ、また惰性でソシャゲに課金しちゃってるよ
これらの出費を、私は「無意識の出費」と名付けています。
意味は文字通りで、「気が付かない間に、いつの間にかスルッとお金が出ていく」タイプの出費です。
そう言われて「ギクッ!」とした、あなた!
大丈夫です。
この記事は、そんなあなたのために書いています。
(お金にだらしなかった、過去の「私」に向けても書いています)
無意識の出費が明るみに出たら、後は簡単。
これらの出費を発生させないよう、ルールと仕組みを作るだけです。
サブスクとソシャゲについての、私の考え方
特におすすめなのは、一度、デジタル系の課金をリセットすること。
サブスクやソシャゲといったデジタル課金は、サクッと「ゼロ」にできるので、最初の一歩としておすすめです。
今、加入しているサブスクは、問答無用で全部、解約してしまう。
ソシャゲについては、課金した分がもったいないかもしれませんが、心を鬼にしてスマホから削除する。
これらの措置を取ることで、今、この瞬間から、サブスクやソシャゲ関連の「無意識の出費」が完全に消えます。
今から10年前、あなたはこれらのサブスクやソシャゲを使っていましたか?
「使ってなかった」が答えなら、サブスクやソシャゲはあなたが生きるのに不要なアイテムです。
10年前に戻るのだと思えば、「それも悪くないかもね」へと気持ちがスッキリするかもしれません。
無理なら、もう全然、起動していないアプリから解約する方法もあります。
ただし、節約効果を感じるまでの期間は長くなります。
「それでも良い」というのでしたら、ちょっとずつの見直しでも構わないでしょう。
固定費の削減が難しいのは、日々の生活に密着しているから!
見出しにも書きましたが、固定費をカットするのが難しいのはこれらの出費が「意識的なもの」だから。
「自分が住んでいて、毎日のように接触する住居を変えろ」なんて、乱暴にも程があります!
世の中の家計管理に関するプロやFPの面々が、壊れたレコードのように「固定費を削減せよ」と繰り返すのはなぜか?
それは、彼らが「数字の計算」しかしていないからです。
その家に住む人の「愛着」や「安心感」、家族との「思い出」といった、計算機では弾き出せない「感情の価値」を無視している。
だから「家賃が高いから引っ越しましょう」なんていう、人の生活を数字だけでぶった切る乱暴な提案が平気でできるのです。
自分の人生の満足度を赤の他人の計算機に委ねる必要など、どこにもありません。
というわけで、固定費の削減は後回しでOK!というのが、私の意見。
もしも家計が「手をこまねいて見ているわけにはいかない」状態でしたら、まずは「無意識の出費」から手を付けましょう。
いつの間にか出ていっているお金ほど、無駄なものはありませんから。
最後に、こちらの記事も合わせてどうぞ。
私は節約よりも転職が、家計管理における最大級の解決策だと確信しています。

